ユニバーシアード日本女子代表は7日、第27回ユニバーシアード競技大会(2013/ロシア・カザン)女子グループC第2戦で英国と対戦。MF杉田亜美の2ゴールで2-1と競り勝っている。

　前半3分に杉田のゴールで先制した日本は、後半5分に同点に追い付かれてしまう。それでも、その3分後に杉田が2点目のゴールを決めて、再びリードすると、2-1で勝利した。

　JFAは、試合後の堀野博幸監督のコメントを伝えている。監督は「今日は選手の粘り強く献身的なプレーにより、上位トーナメント進出の重要な試合に勝利する事ができました。立ち上がりから、攻守に積極的なアクションができ、先制点を奪う事ができました。その後もボールを動かしながら主導権を奪いつつも精度を欠くプレーにより、ボールを失う場面が増え、追加点を奪えませんでした。後半も同様な展開が続き、セットプレーから失点しました。その直後、ゴールへ向かう強いアクションにより、追加点を奪う事ができました。その後は相手のパワープレーに粘り強く対応し、攻守にアクションするサッカーから相手守備を突破しましたが、ゴールを決めるにはいたりませんでした。状況に応じた適切な判断とプレーの質、ゴールを決めきるフィニッシュの質が課題として顕在化しました。今日の試合を改善し、次戦のブラジル戦に臨みたいです」と、コメントをしている。

　英国女子代表戦の出場メンバーは以下のとおり
GK:平尾恵理
DF:高木ひかり、櫻本尚子、中村楓、竹山裕子
MF:中村ゆしか、木下栞、左山桃子(46分→川原奈央)、杉田亜未
FW:瀬口七海(88分→高橋千帆)、植村祥子(38分→西村明花)

【控え】
GK:高橋美春
DF:齊藤夏美、加賀孝子、南野亜里沙
MF:嶋田千秋、後藤亜弥
FW:高橋千帆