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1シーズン制を支持するカズ「本来は1シーズン制が良いと思います」

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 大きな話題となっているのが、Jリーグの2シーズン制移行問題だ。Jリーグでは、これまで来季のJ1の大会方式変更などについて議論してきた。しかし、9日に開かれたJ1とJ2の合同実行委員会では、2ステージ制に関する議論は行われず、来季は現行の1ステージ制が継続されることが内定している。

 横浜FCのFW三浦知良は10日、この決定に前向きな姿勢を示した。「本来はやっぱり1シーズンで一番勝ち点をとったところが優勝するべきだという思いはあります。カップ戦とかは違いますけど、リーグ戦ではそれが一番正当だと思います」。そう自身の意見を明確にした上で、カズは2ステージ制のデメリットだけでなく、メリットについても口にしている。

「盛り上がりとか、いろいろなことを考えるとメリット、デメリットがありますからね。ブラジルもそうですけど、ヨーロッパなんかでも、ドイツ、イタリア、スペインとイングランド。そういうところは1シーズン制でやっています。でも、本当にうまくいっている世界的なところ以外は、1シーズン制で苦労しているかもしれない。営業面とか話題性でもそうだし、1年の間で差が付きすぎたり、消化試合が多すぎたり、お客さんが入らなかったり。J2のプレーオフ制度を見ても昨年は盛り上がりました。それはみんなが最初から、そういうルールを理解したうえでやっているわけで。でも、本来は1シーズン制で一番強いところが、優勝するべきだとは思います」

 自身も1993年のJリーグ開幕直後から、2シーズン制のリーグやチャンピオンシップをプレーした。だからこそ、そこにメリットがあることも承知している。その上で「いろんなことを考えると、そういう(2シーズン制やプレーオフ)ことも必要かもしれません。でも、1シーズン制のリーグ戦の価値、重み。そういうところもありますからね。非常に難しい話ですが、本来は1シーズン制が良いと思いますよ」と、現行の1ステージ制で優勝を決めるやり方を繰り返し、支持した。

(取材・文 河合拓)

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