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湘南がJ1通算100勝達成、甲府は悪夢の6連敗…

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[7.13 J1第16節 甲府0-1湘南 中銀スタ]

 湘南ベルマーレが敵地でヴァンフォーレ甲府を1-0で下した。下位に低迷するチーム同士の一戦を制した湘南は、平塚時代も含め、J1通算100勝を達成。5月11日のFC東京戦以来、リーグ戦5戦ぶりの今季3勝目は、今季アウェー初勝利となった。対する甲府はこれでリーグ戦6連敗。17位湘南との勝ち点差も1となった。出口の見えない戦いが続く。

 前半の主導権を握ったのは甲府だった。28分には右サイドからMF水野晃樹のアーリークロスがGK安藤駿介に渡る。しかしファンブルすると、こぼれ球にFW平本一樹が詰めるがオフサイドで取り消された。押し気味に試合を進めたが、前半はスコアレスで折り返すことになった。

 前半、シュート0に終わった湘南。22分のカウンターからFW岩上祐三が放ったシュートがオフサイドで取り消されるなど、シュート数すらカウントされない展開が続いた。

 しかし先に試合を動かしたのは湘南だった。後半32分、DF鎌田翔雅が早めにゴール前に入れる。これが混戦の中でこぼれると、岩上がワントラップから倒れ込みながらシュート。湘南にとってのファーストシュートがゴールネットを揺らし、リーグ戦4試合ぶりの勝ち点3をもたらした。

 J1初ゴールとなった値千金のゴールでチームを勝利に導いた岩上。「連敗続いていたので勝ちが必要だった。(ゴールシーンは)しっかり決めることが出来てよかった。(相手の甲府は)去年、ここで昇格を決められたチーム。絶対負けたくない相手だった。勝ててよかった。また勝ってどんどん行きたいと思います」と力を込めていた。

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