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[ユニバーシアード]J争奪戦展開中の長澤、勝敗の行方決定づける一撃

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[7.12 ユニバーシアード準々決勝 日本4-0マレーシア ロシア]

 横浜F・マリノスや浦和レッズ、清水エスパルスなどが争奪戦を繰り広げている注目MF長澤和輝(専修大4年=八千代高)が試合の行方を決定づけるゴールを決めた。

 試合開始直後に2点を奪った後、なかなか追加点を挙げることができなかった日本だが後半36分、MF茶島雄介(東京学芸大4年=広島ユース、サンフレッチェ広島内定)からパスを受けた長澤がドリブルシュートを叩き込んだ。

「3点目が入ったのは後半の遅い時間だったが、それをしっかりと自分のゴールで取ることができたので、個人的には良かったと思う」と主将は自らのゴールに満足げ。この日は圧倒的に試合を支配していたものの、1点奪い返されれば、どうなるか分からない展開だった。それだけにチームにとっても大きな1点だった。

「あのゴールは、相手のギャップを利用して左サイドに入れて、うまいこと前を向けたのでそのままDFラインの横に並走する形になって。シュートフェイントを入れながらドリブルしたら、シュートコースが見えた。相手も(フェイントに)引っかかってくれたのであとは流し込むだけだった」と長澤。この日は決定的なパスを出すことができずに反省していた長澤だが、エースはグループリーグ初戦のトルコ戦以来となる今大会2得点目でチームの4強入りにしっかりと貢献した。

(取材 飯嶋玲子)

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