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1点差でも内容で完敗の大宮…FW長谷川「とにかく連敗しないこと」

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[7.13 J1第16節 横浜FM2-1大宮 日産ス]

 開口一番、敗戦の将である大宮アルディージャのベルデニック監督は語った。「今シーズンの中でもっとも悪いゲームのひとつ。残念ながら結果を受け入れる」。立ち上がりから横浜F・マリノスに主導権を握られると、前半のうちに2点を失い、首位の大宮は不敗記録が途絶えた第11節の仙台戦(1-2)以来となる今季2敗目を喫した。なおもベルデニック監督は続ける。「差が出たのは立ち上がり。ホームの横浜FMは何が何でも勝ちたいという気持ちが出ていた。自分たちはアグレッシブにできなかった」。

 前半は大宮にとって手も足も出ない展開に。横浜FMにいいようにボールを回され、自由に動き回る横浜FMの2列目、MF中村俊輔、MF兵藤慎剛、MF齋藤学に翻弄された。「人をつかみきれなかった」。ボランチのMF青木拓矢は常に後手を踏んだ90分を振り返った。

 攻めに出ても前線にボールがおさまらない。ナビスコ杯第3節に横浜FMを下したFW長谷川悠とFW富山貴光のツートップで臨んだが、横浜FMの脅威にはなれず、改めてFWズラタンとFWノヴァコヴィッチのスロベニア代表ツートップの存在の大きさを認識させられる内容になった。大宮の攻撃に厚みをもたせている青木の3列目からの飛び出しは、ツートップのキープ力がカギ。そのため、この試合ではほとんど見ることができず、シュート0本に終わった。

 初優勝をはたした11年の柏レイソルと12年のサンフレッチェ広島は、ともに連敗をしていない。「とにかく連敗しないこと。切り替えてやっていきたい」と長谷川が語るとおり、選手たちも負けた次の試合の重要性を理解しているはずだ。実際、仙台戦の敗戦後の試合では、湘南にしっかりと勝利している。次の相手は、今節、浦和レッズに4-0と完勝した川崎フロンターレ。負ければ勝ち点3差でつける2位広島に首位を明け渡す可能性もあるだけに、リーグ最多得点(35点)を相手にどのような戦いができるのか。大宮の真価が問われる一戦となる。

(取材・文 奥山典幸)

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