ロシア・スーパー杯が13日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワはゼニト・サンクトペテルブルクと対戦し、3-0で勝利した。先発出場した本田は前半16分に本田の得点で先制したCSKAは、同36分にもDFセルゲイ・イグナシェビッチのゴールで加点。後半38分には再び本田がゴールを決めてダメを押した。CSKAは4季ぶりにスーパー杯を獲得した。

　これ以上ないアピールだ。ミランへの移籍が噂される中、背番号7は満点回答を出した。まずは前半16分、右サイドでサイドチェンジのボールを受けた本田は中央に細かいステップで切り込むと、左足を一閃。美しい放物線を描いたシュートは見事に左サイドネットに収まり、CSKAに先制点をもたらした。

　その後も落ち着いた試合運びでゲームを進めるCSKAは、36分にイグナシェビッチが追加点を奪い、前半を2点リードで折り返す。さらに迎えた後半38分、MFアラン・ジャゴエフがスルーパスを出すと、右サイドへフリーで走り込んだ本田がコースをしっかり狙ったシュートでゴールネットを揺らし、ダメ押し点を奪った。

　本田は直後の後半40分にお役御免となったが、今夏の移籍へ向け、大アピールに成功した。　

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド