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東アジア杯のキャプテンに駒野を指名、ザック「彼しかいない」

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 日本サッカー協会は15日、東アジア杯(20~28日、韓国)に出場する日本代表メンバー23人を発表した。海外組に加え、代表常連のFW前田遼一(磐田)、MF遠藤保仁、DF今野泰幸(以上、G大阪)、MF中村憲剛(川崎F)、負傷のDF伊野波雅彦(磐田)の招集を見送り、若手主体の国内組のみの構成。FW柿谷曜一朗(C大阪)ら10選手がA代表初選出で、23人中15人がA代表出場歴のない“ゼロキャップ選手”となった。

 記者会見を行ったアルベルト・ザッケローニ監督はキャプテンについて「サプライズです」と語り、当初は本番まで秘密にしておくつもりだったようだ。ただ、報道陣からの質問があり、「若い選手であったり、出場ゼロの選手はきっとやらないだろう」と明かすと、会見の席でDF駒野友一(磐田)をキャプテンに指名した。

 コンフェデレーションズ杯では代表から漏れ、6月4日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(1-1)以来の代表復帰となったベテランSB。「駒野のこれまでの代表チームへの貢献度、これから想定される貢献度、彼のこれまでの歴史を考えると、彼しかいないと思う」。国際Aマッチ出場75試合は、今回のメンバーでは断トツの数字(2番目に多いのはDF栗原勇蔵の17試合)。「駒野は代表チームに来るのが好きな選手ですから」と笑顔で語り、厚い信頼を寄せていた。

日本代表メンバー一覧

(取材・文 西山紘平)

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