ラニエリ監督は3人の候補を挙げる

　モナコDFエリック・アビダルは、今季から加入したチームでキャプテンを務めることに前向きな様子を見せている。

　リーグアンに復帰するこの夏に大型補強を敢行し、スター選手の多く集まったモナコのまとめ役として、クラウディオ・ラニエリ監督は3人のキャプテン候補を挙げていた。新加入のアビダルとMFジェレミー・トゥララン、それに昨季までキャプテンだったFWヴァレール・ジェルマンだ。

　今季初のプレシーズンマッチとなった14日のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦で、交代出場から約35分間キャプテンマークを腕に巻いたアビダルは、フランス『レキップ』に対して次のように語った。

「これまでのキャリアの中で、キャプテンをやったことはない。でも僕は変わったと思う。今は以前より経験豊富になって、監督も僕を信頼しようとしてくれている」

「スペイン語を話すこともできるし、若い選手たちを助けたいとも思っている。それがキャプテンになることを意味するというのなら、受け入れるつもりだ。何も問題なくその役目を引き受けることができる」

　モナコのユース出身で、バルセロナで豊富な経験を積み重ねてきた33歳のアビダルは、キャプテンに適任かもしれない。ラニエリ監督はどのような決断を下すことになるのだろうか。

「まだ(監督と)具体的な話はしていないが、異論はない。むしろ、監督が僕を信じてくれるなら、それに応えたい。すごく大事なことだ」