今夏注目の移籍劇がまた1つ決着した。パリ・サンジェルマンは16日、ナポリからウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを獲得したと発表した。背番号も9に決定。5年契約が結ばれている。移籍金は6400万ユーロ(約83億4000万円=推定)。

　カバーニは1987年2月14日生まれの26歳。2005年に母国ウルグアイリーグでデビューを飾ると、06年よりセリエAのパレルモに移籍。10-11年シーズンからはナポリに活躍の場を移すと、昨シーズンは29ゴールを挙げ、自身初のセリエA得点王を獲得した。またウルグアイ代表としても活躍するカバーニは今夏行われたコンフェデレーションズ杯にも出場。チームは3位決定戦でイタリアに敗れたが、カバー二はその試合で2ゴールを決めるなど、決定力の高さを見せつけた。R・マドリーやチェルシーも獲得に興味を示していたが、PSGが争奪戦を制した形だ。

　現地メディアの報道によると、会見を行ったカバーニは「ここに来ることが出来て非常にうれしく思う。ここは素晴らしいチームで素晴らしいクラブ。そして非常にエキサイティングで野心的なプロジェクトを持っている。チャンピオンズリーグに勝つことが出来るクラブだ」。

　また移籍が噂されているFWズラタン・イブラヒモビッチについてもコメントし、「彼とのコンビで素晴らしい攻撃を見せたい」と願望を語っている。

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