beacon

名古屋が逃げ切り今季2度目の連勝、大分は特別指定の松田がまたゴール

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.17 J1第17節 大分1-2名古屋 大銀ド]

 名古屋グランパスが敵地で大分トリニータと対戦した。前半35分にFW玉田圭司のゴールで先制した名古屋は、後半22分にもMF小川佳純のゴールで加点。同33分にFW松田力に得点を許すが、2-1で逃げ切った。今季2度目の連勝を飾り、勝ち点を21とした名古屋は12位で、勝ち点8の大分は最下位で前半戦を折り返した。

 先制の場面は前半35分、玉田はエリア内のFWケネディにボールを預けると、猛然とPA内に走り込む。ケネディが反転しながらDFをかわして上げたクロスを合わせて名古屋に先制点をもたらした。玉田は2試合連続の今季5得点目となった。

 追加点も名古屋。後半22分、ケネディのポストプレーから右サイドのMF藤本淳吾にスルーパスが出る。これを折り返すと、逆サイドに走り込んだ小川が難なく押し込む。「ほとんどジョシュア(ケネディ)と淳吾さんで挙げたゴール。自分は押し込んだだけ」と謙遜した小川の今季6点目でリードを2点に広げた。

 連敗を止めたい大分も後半33分、左サイドから上がったMF為田大貴のクロスをFW松田力が頭で合わせる。DF田中マルクス闘莉王とDF増川隆洋と名古屋の誇るハイタワーの間に入り込む絶妙なポジショニングでゴールネットを揺らした。特別指定選手の松田はこれで7月6日の横浜FM戦に続き、2得点目となった。だが反撃もここまで。大分は3連敗でまたも今季ホーム初勝利はお預け。前半戦は最下位で折り返すことになった。

TOP