beacon

首位奪取後の代表合流に高萩「疲労度が違う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 東アジア杯に出場する日本代表が18日、羽田空港、仙台空港、関西空港から3組に分かれて日本を出発し、体調不良で出発を見合わせたMF柴崎岳(鹿島)を除く22人が韓国入りした。

 前日17日の仙台戦で4連勝を飾り、首位で前半戦を折り返した広島勢4人とGK林卓人(仙台)は仙台空港から仁川空港に到着。広島からはMF高萩洋次郎、MF青山敏弘、DF千葉和彦のA代表初選出3人にGK西川周作と最多の4選手が代表入りを果たし、初招集の高萩も「心強いですね」と、緊張を感じさせることはなかった。

「(所属チームが)勝っている分、疲労度も違うと思う」と高萩が言えば、西川も「首位で(韓国に)来れたのは大きい」と力説。夏場の4連戦を終え、今度は日本代表の一員として3連戦が待っているが、疲労以上に気力が充実している。高萩は「知っているメンバーも多いし、一緒にやったことのある選手もいる。気持ち的には楽だし、ポジション的にもゴールにつながるプレーをしたい」と意気込んでいた。

 国内組のみの編成となった東アジア杯。GK川島永嗣が招集されなかったため、西川にとっては絶好のアピールの舞台となる。日本代表では昨年2月29日のW杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦以降、コンフェデレーションズ杯最終戦のメキシコ戦まで20試合連続で川島が先発しており、21日の中国戦で西川が先発すれば、昨年2月24日のアイスランド戦以来、約1年5か月ぶり。「(試合に)飢えまくってます。一つの大会として楽しみに来たし、いい大会にしたい」と、試合が待ち遠しい様子だった。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
東アジア杯2013特集

TOP