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ベンゲル監督はピクシーを後継者候補に指名、「ただまだ引退するつもりはない」

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 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が名古屋グランパスストイコビッチ監督を自身の後継者候補の1人であると話した。

 アジアツアー中のアーセナルは18日に来日。同日名古屋市内でストイコビッチ監督とともに会見を行ったベンゲル監督は、「名古屋に戻ってくることができて、とても嬉しく思っております。日本は、個人的にもとても感銘を受けた国。名古屋との試合も楽しみにしています」と22日の名古屋との親善試合(豊田ス)に向け、意気込みを語った。

 ベンゲル監督は95年シーズンから96年途中まで名古屋を指揮。その後アーセナルの監督に就任し、今に至っている。来日も約10年ぶりだというが、名古屋凱旋は退団後初のこととなった。「名古屋での経験というものは、私の人生の中でとてもポジティブな経験。再び名古屋の地に降り立った時は、感慨深いものがありました」。

 最後にストイコビッチ監督はベンゲル監督の後継者候補の1人かと質問が飛ぶと、「答えは『イエス』だ。ただ後継者と考えてもいいが、私はまだまだ引退するつもりはありません。それに後継者を指名するのは私ではなく、アーセナルの役員です」。ストイコビッチ監督も「あと10年待って」と応じ、会場を和ませた。

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