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トップ下に入った大迫 「前でやりたいけど…」

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 黙々と役割をこなした。日本代表に復帰したFW大迫勇也(鹿島)は韓国での初練習でトップ下に入った。攻撃練習では途中からFW柿谷曜一朗とポジションを入れ替え、本職の1トップに戻ったが、守備練習では常にトップ下。柿谷、FW豊田陽平と1トップ候補が3人いるための人数調整で、押し出される格好となった。

「気にしないけど……」と、練習でのポジションに固執するつもりはないが、「前でやりたいけど、そこは我慢しながらやるしかない。大げさに言えば、2トップみたいな感じでやっていたから」と自分に言い聞かせるように話した。

 昨年4月に千葉県内で行われた代表候補合宿にも呼ばれていたが、試合に向けた日本代表への招集は10年1月6日のアジア杯予選・イエメン戦(3-2)以来、約3年半ぶり。当時は試合出場がかなわず、東アジア杯でA代表デビューを目指している。「試合でどれだけできるか、どれだけ結果を残せるか。そこが一番大事」。実戦でのゴールにこだわり、代表定着を狙う。

(取材・文 西山紘平)

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