名古屋グランパス対アーセナルの親善試合が22日、豊田スタジアムで行われる。19時30分のキックオフに先駆け、スタジアムでは名古屋のOB戦が行われた。

　小倉隆史や平野孝(ともに解説者)といったテレビでお馴染みのOBや、岡山哲也(現中京大中京高監督)ら懐かしい面々が名を連ねたクラブ史上初のOBマッチ。懐かしさ満点の15分マッチに、詰めかけた観衆も大盛り上がりで試合を見つめた。

　ゲームは前半14分にFW森山泰行が自ら得たPKを決めて赤ユニフォームチームが1点を先行。だが直後の15分に白ユニフォームチームのMF米倉誠が得点し、同点でハーフタイムを迎えた。

　後半からはいよいよストイコビッチ監督が登場。赤ユニフォームチームの一員としてピッチに立つと、迎えた10分、左サイドから上がったMF平野孝のクロスをダイレクトで合わせて勝ち越し点をゲット。さらにアディショナルタイムには、岡山の仕掛けから得たPKをピクシーが決めて、“お祭り”を締めくくった。

※敬称略
(取材・文　児玉幸洋)