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ロッベン:「今季のバイエルンこそベストチーム」

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ポジション争いを恐れないバイエルンMF

 バイエルン・ミュンヘンMFアリエン・ロッベンは昨季、ケガにも悩まされ、復帰後もなかなか定位置をつかめなかった時期が続いた。しかし、シーズンの終盤に向けて重要な試合で、決定づける活躍を見せている。

 リーグでは16試合で5ゴール7アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナとの準決勝の2戦でいずれも得点を挙げた上、ボルシア・ドルトムントとの決勝では1ゴール1アシストと結果を残した。

 ドイツ『キッカー』の取材で、ペップ・グアルディオラ体制で迎える新シーズンについて語るロッベン。MFマリオ・ゲッツェに続き、MFチアゴ・アルカンタラを獲得したチームのポジション争いについては、「すごいよね。だけど良い選手が加わるのは良いこと」と、不安な様子を見せなかった。

 また、各ポジションにトップクラスの選手を2人ずつ据えるクラブの考えについては、次のように語っている。

「多くの選手がいるのは確かだ。しかし、僕たちは長いシーズンで多くの試合を戦う。そのためには多くの選手、高いクオリティーが必要だね」

「新たに加入した攻撃的な選手は2人だけだ。(マリオ・)ゴメスは移籍したし、(昨シーズンに比べて)それほどは変わっていないよ。しかし、僕がこれまで在籍していた中では、ベストチームに違いない」

 一方で、グアルディオラ監督について言及している。

「僕たちにとって最も重要なのは、これまでのレベルを維持しつつ、さらなるステップアップを目指すこと。グアルディオラは、彼なりの考えを持つ監督。彼の影響によって、チームはさらに改善されるはずだ」

「新しい刺激は、素晴らしいものだ。新鮮な気持ちになれるしね。歩んでいく道を変えないと、マンネリに陥ることだってある。それは避けなければいけない」

 ロッベンはさらに、「負傷をすることなく、本来のレベルでプレーできれば、出場機会がなくなるとは思わない」と、自信ものぞかせている。

 なおバイエルンは21日、テレコム・カップの決勝でボルシア・メンヒェングラッドバッハを5-1で下した。この試合ではロッベンが1得点を挙げたほか、チアゴがバイエルンの選手として初得点を記録している。

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