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サバデルMF田邉が凱旋ゴール!!F東京復帰の梶山も後半から出場する

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[7.23 親善試合 F東京2-2サバデル 味フィ西]

 FC東京は23日、味の素フィールド西が丘でスペイン2部のCEサバデルと親善試合を行い、2-2で引き分けた。

 東アジア杯でGK権田修一とDF徳永悠平、DF森重真人、MF高橋秀人、DFチャン・ヒョンスの5選手を欠くF東京は、キーパーに塩田仁史、ディフェンスは右に今季初出場の中村北斗、センターバックは加賀健一丸山祐市が組んだ。ベンチにはパナシナイコス(ギリシャ)から復帰したMF梶山陽平、特別指定選手のDF松田陸らが入った。一方のサバデルは、今月1日に期限付き移籍したMF田邉草民が先発メンバーに入った。

 試合は序盤からF東京が主導権を握る。すると早速の前半7分、FW渡邉千真の落としを受けたMFネマニャ・ヴチチェヴィッチがドリブルからミドルシュートを突き刺し先制に成功した。しかし、サバデルも同34分、MFモハメド・ヤゴウビが左サイドを突破。中央に折り返すと田邉がダイレクトで合わせて、前半のうちに振り出しに戻した。

 F東京は後半開始から、梶山、FW平山相太、MF石川直宏、MF河野広貴を投入。「本当に久しぶりの試合で、45分間プレーができたことは個人的にも収穫。東京のファン、サポーターのみなさんにゲームをする姿を見せられたことも嬉しかった」。梶山も半年ぶりのFC東京でのプレーを喜んだ。

 試合は後半も1点ずつを奪い合った。まずは26分、丸山の縦パスに反応した河野が中央を突破。「練習参加をしたときに、DFの裏にはあまり対応していないなと思っていたので、今日も裏に抜ける動きを出していこうとした。その意味では狙いどおりのゴールだった」。田邉とともにサバデルに練習参加していた河野がゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功した。

 だが、サバデルも負けじと後半33分、左から上がったクロスを胸トラップで受けたFWアニーバル・スルドが決め、再び同点に追いついた。最後までお互いが攻め合う展開となった試合は2-2のドローで終了している。

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