beacon

ゲッツェ、ドルトムント退団セレモニーが中止に

このエントリーをはてなブックマークに追加

移籍に不満のファンによる暴動を危惧

 ボルシア・ドルトムントは、バイエルン・ミュンヘンへ移籍したMFマリオ・ゲッツェの退団セレモニーを27日に企画していたようだ。だが、ドイツ『ビルト』が伝えているところによれば、ファンの怒りを危惧して計画を中止したという。

 ドルトムントは27日にドイツ・スーパーカップでバイエルンと対戦する。ゲッツェはこの試合を負傷で欠場することが決まっているものの、ドルトムントのホームで行われるこの一戦で退団セレモニーが予定されていた。2001年にクラブの下部組織に加入した同選手を華やかに送り出すための企画だ。

 しかし、ライバルであるバイエルンに移籍したゲッツェをいまだに許せないというドルトムントのファンは少なくないようだ。移籍決定以降、ゲッツェ個人の『フェイスブック』に批判が書き込まれるなど、一部ファンによる誹謗、中傷は後を絶たない。

 そこでドルトムントは、ゲッツェの代理人と話し合った上で、過激なファンによる抗議と暴動を避けるためにセレモニーを中止することにしたようだ。

ゲッツェ本人は、ミュンヘンに残って治療に専念している。回復具合について、ゲッツェの兄はドイツ『スカイ』のインタビューで、「10日ほどで練習に復帰できるだろう」と話している。


▼関連リンク
2013-14シーズン欧州移籍情報
ブンデスリーガ2013-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP