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“カモメッシ”MF齋藤が魅せた、日本待望の個の突破で先制点「いいゴールが取れた」

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[7.25 東アジア杯 日本3-2オーストラリア 華城]

 日本代表は25日、東アジア杯の第2戦でオーストラリアと対戦し、3-2で勝利した。MF齋藤学とFW大迫勇也の得点で2点をリードした日本だったが、オーストラリアに2点を返され同点に。しかし後半34分に大迫がこの日2点目を決めて競り勝った。第3戦は28日に行われ、開催国の韓国と対戦する。

「いいゴールが取れたのですが、そのあと2-2まで行ってしまいましたし、いいプレーもなかった。もっとチャンスに絡んでいきたいなと思いました」。自身の代表初ゴールを喜んだ齋藤だったが、その後の展開については唇を噛んだ。

 前半26分だった。左サイドからカットインした齋藤は細かいステップを踏みながらシュートのタイミングを計る。右足でループ気味のシュート。コースを突いたシュートはゴール左隅に吸い込まれ、日本の先制点が生まれた。

「中国の時は何も出来なかったので、その分反省を生かして、点を取れたのはすごくうれしいです」。途中出場だった中国戦の反省を生かし、初先発に燃えていた齋藤。残すはあと1戦。開催国の韓国が相手となる。

「勝たなければいけない。オリンピックの時の貸しもあるので、勝ちたいと思います」。昨夏のロンドン五輪、3位決定戦で敗れた因縁の相手のことはまだ鮮明に覚えている。成長した“カモメッシ”がリベンジを誓った。

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