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選手も驚いた先発総入れ替え、栗原「さすがに予想外」

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[7.25 東アジア杯 日本3-2オーストラリア 華城]

 選手も驚く総入れ替えだった。21日の中国戦(3-3)から中3日。アルベルト・ザッケローニ監督は先発11人全員を入れ替えた。「メンバー発表会見でも説明したが、できるだけ多くの選手を見たいという理由でスタメンを選んだ」。試合前日の時点では「全員を試合で見れる可能性は非常に低い」と限定的なスタメン変更を示唆していたが、これでGK林卓人を除く22人が試合に出場、しかも先発したことになった。

 先発メンバーは、選手たちにも試合直前のミーティングで伝えられた。中国戦に先発し、この日は後半36分からの途中出場だったDF栗原勇蔵(横浜FM)も「(ミーティングまで)メンバーは本当に分からなかった。代えてくるだろうとは思っていたけど、さすがに全取っ替えは予想外だった」と驚きを隠さない。

「でも、みんなモチベーションが高かったし、やってみたらいい内容の試合ができた。それはよかったと思う」。守備ではまたも不安定さを露呈したが、攻撃陣は2試合連続の3ゴール。中国戦のFW柿谷曜一朗、FW工藤壮人に続き、今度はFW齋藤学、FW大迫勇也というアタッカーが結果を残した。

 追いつかれた時間帯は栗原自身はピッチにいなかったが、中国戦に続いて2点差を追いつかれる展開に「ああいう風に、あの時間で取られると、相手に勢いも出るし、こっちは精神的にもダメージが来る。2点リードでの1点の重みを今日も感じた」と言う。横浜FMでチームメイトの齋藤が先制点を決めていただけに「(齋藤)学がいいシュートを決めて、あのまま完封して勝ったら学がヒーローだった。(追いつかれたことで)かすんじゃったから」と、守備陣の一人として申し訳ない気持ちもあったようだ。

 それでも、この日は失点直後に大迫が勝ち越しゴールを決め、3-2で今大会初勝利。1勝1分で首位に立ち、28日の韓国戦に勝てば、自力で初優勝が決まる。「急造チームだけど、結果を出す、出さないで、周りの目も変わる。結果が一番だし、このチームで優勝して終わりたい」。そう力を込めた栗原は韓国戦では2試合ぶりの先発が濃厚か。「最後は完全アウェーだし、相手は韓国。気持ちの強さで負けないようにしたい」。これで最近の国際Aマッチ5試合で計14失点。最終戦こそ無失点で終え、初優勝に花を添えたい。

(取材・文 西山紘平)

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