『キッカー』、3選手を放出候補に挙げる

　ジョゼップ・グアルディオラがバイエルン・ミュンヘンの監督に就任してから、放出候補と見られる選手の名前をドイツ国内外のメディアが伝えている。開幕が近づいてきた今、ドイツ『キッカー』は、3選手が指揮官の構想を外れたと報じた。

　グアルディオラの監督就任会見が行われてから5週間。新監督はチームの主力と見る選手と構想に入れていない選手を見極めたようだ。『キッカー』によれば、アウディカップでメンバー入りしていない3選手が、近々クラブを去ることになるかもしれない。

　その3人は、ブラジル代表MFルイス・グスタボ(26)、U-21ドイツ代表MFエムレ・カン(19)、元U-20ドイツ代表DFディエゴ・コンテント(23)のことだ。

　3人の中で、移籍が最も実現に近づいているのはカンという。MFトニ・クロースが2009年1月から1年半過ごしたレバークーゼンが、同選手のレンタルでの獲得に乗り出しているとのことだ。レンタル期間がネックとされるが、すでにクラブ間の交渉はかなり進んでいると見られる。

『キッカー』の見解では、カンと同様、L・グスタボ及びコンテントの移籍も確率が高いようだ。この2人の移籍先は決まっていないが、こちらもバイエルンでキャリアを続ける可能性は低いと考えられる。

　9日にシーズン開幕戦を迎えるバイエルンだが、それまで放出を実行するのだろうか。

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