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チェルシー撃破、カシージャス「モウリーニョを見かけなかった」

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 レアル・マドリー(スペイン)は8日、マイアミで行われたインターナショナルチャンピオンズカップの決勝戦でチェルシー(イングランド)に3-1で勝利し、初代王者に輝いた。決勝の舞台でゴールを守ったレアルのGKイケル・カシージャスは「良い形でシーズンを始めるのに、勝利するのはポジティブなこと。僕らが良い形で物事を進め、チームが安定しているのが分かる」と振り返った。

 ジョゼ・モウリーニョ監督がレアルを率いた昨季、カシージャスはシーズン後半に負傷で離脱して以降、モウリーニョ前監督に冷遇された。そして指揮官がカルロ・アンチェロッティに代わって新シーズンを迎えると、今月3日のインターナショナルチャンピオンズカップ準決勝のエバートン戦で約半年以上ぶりにレアルのゴールを守った。そして、この日に行われた決勝でも先発出場を果たし、モウリーニョ率いるチェルシーを最少得点に抑えた。

 試合後、カシージャスはチェルシー撃破について「復讐的な要素は何もない。僕らは僕ら自身、そしてできるだけ良い形でシーズンを始めることを考えている。チェルシーは良い選手、代表での仲間もいる良いチームでチャンピオンズではライバルになるであろう存在。彼らも僕らと同じく調整しているところだけど、大事なのは僕ら自身」と強調。

「試合でモウリーニョを見かけなかった。もし彼を見ていたら、挨拶するのに何の問題もなかったけどね」と淡々と語った。


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