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広島が連敗阻止で首位キープ…磐田は前田、川口が先発落ちも3連敗

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[8.10 J1第20節 広島2-1磐田 Eスタ]

 首位サンフレッチェ広島はホームで17位ジュビロ磐田に2-1で競り勝ち、今季初となる連敗を阻止した。前節・浦和戦(1-3)で連勝が5で止まり、10試合ぶりの黒星を喫したが、2試合ぶりの勝ち点3を挙げ、首位をキープ。磐田はFW前田遼一、GK川口能活を今季初めてベンチに置くなどメンバーのテコ入れを図ったが、3連敗で5試合勝ちなし(2分3敗)となった。

 広島は負傷離脱したMF山岸智に代わって18試合ぶりの先発となったMF清水航平が果敢にシュートを狙う。前半42分には右サイドから仕掛けたMFミキッチの折り返しをMF高萩洋次郎がシュート。DFに当たったこぼれ球をFW佐藤寿人が左足で押し込み、3試合ぶり今季14得点目となる先制点を奪った。

 1点ビハインドで前半を折り返した磐田は後半6分に2人を同時交代。MFペク・ソンドン、MF松浦拓弥を下げ、前田とFW山崎亮平を投入した。08年7月5日の鹿島戦以来、5年ぶりの途中出場となった前田は前線で起点となり、反撃のチャンスをうかがう。すると後半26分、MF山田大記の縦パスに反応したFW金園英学がヘディングで押し込み、1-1の同点に追いついた。

 広島はその直後に清水に代えてDFファン・ソッコを投入。この交代策がズバリ的中した。後半32分、高萩からのサイドチェンジを受けたファン・ソッコが左サイドから中に切れ込み、右足を一閃。豪快なミドルシュートがゴール右上隅に突き刺さり、2-1と勝ち越した。

 負けられない磐田も最後まであきらめることなく、反撃に出る。後半41分には山田の強烈な左足ミドルがクロスバーを直撃。終盤は猛攻を仕掛けたが、追いつくことはできず、今季2度目の3連敗となった。

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