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[MOM242]福岡大GK藤嶋栄介(4年)_完封!「日本一忙しいGKに」

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.11 総理大臣杯2回戦 福岡大1-0高知大 J-GREEN堺]

 高知大を1-0で下し、初戦を突破した福岡大。試合後、チームの守護神であるGK藤嶋栄介(4年=大津高)は笑顔を見せつつも「疲労困憊ですね」と一言。2日連続で大事な試合をこなしたGKの表情には安堵の色が浮かんでいた。

 サガン鳥栖の特別指定選手である藤嶋は、鳥栖のGKが相次いで負傷する緊急事態を受け、前日10日夜に関東で行われたJ1第20節・横浜FM戦に先発フル出場した。そして翌朝5時には関東を出発し、福岡大のメンバーが待つ大阪へ。身体的な疲れを感じながらも、試合後の興奮から「よく眠れなかった」と睡眠もままならない中で総理大臣杯初戦に先発出場した。ただ、「鳥栖での試合が終わって、すぐに切り替えて準備出来た」と話すように、試合では集中力を切らさず、安定したセービングを披露。危ない場面も藤嶋を中心とする守備陣で粘りを見せ、完封勝利に貢献した。

 厳しい日程となったが、藤嶋は「他の大学生ではこんな素晴らしい経験は出来ない」と充実した口ぶりで話す。全日本大学選抜として出場したユニバーシアードでは銅メダルを獲得し、帰国後は鳥栖対シドニーFC戦に後半から出場。そしてJリーグデビューも果たし、今回の総理大臣杯にも出場している。多忙な日々だが、乾真寛監督に言われた「日本一忙しいGKになれ」という言葉を受け、「今しか出来ないことをやってこそ、そこに成長というものがあると思うので。毎日がチャレンジです」と意気込んだ。

 初戦を終え、次に迎えるのは13日に行われる準々決勝・関西学院大戦。「日本一忙しい」環境の中で更なる高みを目指し、チャレンジを続ける藤嶋がチームを再び勝利へ導く。

(取材・文 北野裕子)
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