beacon

ロシア、W杯予選で痛い敗戦 カペッロは諦めず

このエントリーをはてなブックマークに追加

ポルトガルとのグループ首位争いが佳境に

 14日に行われたブラジル・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループFの試合で、ロシアはアウェーでの北アイルランド戦に0-1の敗戦を喫した。ロシア代表のファビオ・カペッロ監督は北アイルランドの戦いぶりをたたえながらも、W杯出場を諦めるつもりはないと強気な姿勢を見せている。

 当初今年3月に開催が予定されていたこのカードは大雪の影響で延期となり、この日は各国代表チームが親善試合を行う中、1試合のみW杯予選の公式戦が開催された。

 前半終了間際にマーティン・パターソンにゴールを許して敗戦に終わったカペッロ監督の試合後のコメントを、イギリス『ESPN』が伝えている。

「北アイルランドがこれほど速く、激しくプレーするのは今まで見たことがなかった。彼らにとってベストゲームだったと思う。この前の3試合を見たが、これほど速く走っていたことはなかった。我々より良いプレーをしていたと思う」

「我々のパフォーマンスは本当に悪かった。失点の場面ではミスを犯してしまった。だが、予選突破を諦めることはない。この試合のことは忘れて前進しなければならない。残りの4試合すべてに勝てばグループを首位で終えることができる」

 グループFは3試合を残すポルトガルが勝ち点14で首位に立ち、4試合を残すロシアが勝ち点12で2位。両チームの直接対決はすでに終了しているため、残りの試合でどれだけ勝ち点を拾えるかの勝負となる。

 4試合を残し勝ち点11のイスラエルも予選突破に望みをつないでおり、ロシア、ポルトガル両チームとの直接対決も残している。グループ首位のみがW杯本大会の出場権を獲得し、2位はプレーオフを戦わなければならない。


▼関連リンク
ブラジルW杯各大陸予選特集ページ
ブラジルW杯欧州予選特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP