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[国内杯]長友復活フル出場、インテルは今季初公式戦で4発快勝

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[8.18 コッパ・イタリア3回戦 インテル4-0チッタデッラ]

 コッパ・イタリア(イタリア杯)の3回戦が18日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでセリエBのチッタデッラと対戦し、4-0で快勝をおさめた。右太ももに張りを覚え、14日のウルグアイ戦を欠場した長友も元気に先発メンバーに名を連ねると、豊富な運動量を見せつけチームの勝利に貢献。フル出場を果たし、今週末に迫ったセリエA開幕戦へ向け万全をアピールしている。

 今季初の公式戦に臨んだインテルは序盤から猛攻を見せた。前半18分、MFフレディ・グアリンのクロスをMFジョナタンが頭で合わせて先制したインテルは、同30分にもFWロドリゴ・パラシオがPKを決めてリードを広げる。PKを与えたプレーで数的不利を強いられることになったチッタデッラもこの後反撃を試みたが、GKサミール・ハンダノビッチが冷静なセーブで弾き出すなど、ゴールにしっかりカギをかけ、前半を終えた。

 後半に入っても格下相手に落ち着いた試合運びを見せるインテルは14分、グアリンのスルーパスに反応したパラシオがドッピエッタを達成すると、同17分にはCKの流れからDFアンドレア・ラノッキアがダメ押し点を奪い、勝利を決定づけた。インテルは難なく4回戦に進出。4回戦は少し期間を置いた12月4日に行われ、インテルはトラーパニ(セリエB)と対戦する。

 試合後、『SportItalia』のインタビューに応じたワルテル・マッザーリ監督は「最初の数分間は硬さが見られたが、良いサッカーを見せられたと思います」と一定の評価を与えた。さらに「10年もセリエAで監督をやっているわけですから、サン・シーロ(インテルのホームスタジアム)には何度も来ています。ただ今回はホームチームのベンチに行くことに神経を使いました。FWディエゴ・ミリートに聞いて確認しました」と冗談も飛び出すなど、上機嫌で会場をあとにしている。


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