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小村前監督解任の鳥取、ドローで7戦勝ちなし

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[8.18 J2第29節 栃木1-1鳥取 栃木グ]

 栃木SCはホームでガイナーレ鳥取と1-1で引き分けた。連敗は4で止まったが、雷雨のため中止となった7月27日の愛媛戦を挟んで10試合勝利なし(5分5敗)。鳥取は小村徳男前監督を解任し、前田浩二強化部長が兼任で監督を務めたが、新体制初陣を勝利で飾れず、7試合白星なし(5分2敗)となった。

 先制したのは鳥取だった。前半21分、MF尾崎瑛一郎の右CKからニアに飛び込んだDF柳楽智和がヘディングシュート。一度はGK榎本達也に弾かれたが、こぼれ球をDF林堂眞が頭で押し込んだ。5月に甲府から期限付き移籍で加入した林堂のJ初ゴールでリードを奪った。

 4連敗中の栃木も反撃に出る。前半45分、MFクリスティアーノが中盤でパスカット。自らゴール前まで持ち込み、右足でシュートを打ったが、わずかに枠を外れた。前半ロスタイムには左CKからDF大和田真史がバックヘッドで狙うが、惜しくもクロスバーに阻まれた。

 同点ゴールを目指す栃木は後半開始からFWサビアを投入し、さらに攻勢を強める。すると後半26分、FW廣瀬浩二からパスを受けたクリスティアーノが右サイドからグラウンダーのクロス。これに飛び込んだサビアが滑り込みながら左足で合わせ、同点に追いついた。後半30分にも廣瀬のスルーパスに反応したサビアがシュート。決定機だったが、決め切れず、試合は1-1の痛み分けに終わった。


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