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[Fリーグ]府中vs名古屋 試合後のビクトル・アコスタ監督&吉川主将コメント

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 Fリーグは18日に第11節を行い、府中アスレティックと名古屋オーシャンズが対戦した。11日に行われたオーシャンアリーナ杯決勝でも対戦した両チームの試合は、2-1で再び名古屋が勝利。8月27日から行われるAFCフットサルクラブ選手権に向けて、弾みをつけた。

以下、試合後のビクトル・アコスタ監督、吉川智貴キャプテンコメント

●ビクトル・アコスタ監督
「今日の試合は、とてもエキサイティングなゲーム展開になったのではないかと思います。非常に先週オーシャンアリーナ杯決勝で戦ったチームとまた次の週に対戦する難しさはあったと思います。私たちは特に前半の立ち上がりからチャンスが多くありました。その決定機でもっと多くの点を決められていたら、ゲーム展開が違ったでしょう。もっと楽なゲームができていたと思います。私たちのそういう部分だけではなく、府中のDFが非常に強く来て、私たちもそれに苦戦しました。いつもの私たちのリズム、展開ができなかったのは、彼らのアグレッシブな姿勢もあったからではないかと思っています。この試合を終えて、私たちは来週からAFCフットサルクラブ選手権に臨みますが、この試合に我慢強く勝てたことは、次の大会につながると思います」

―名古屋の選手が重かったのでは?
「先週、私たちは3試合ハードな試合をしました。そこでの疲労も、まだ残っていると思います。オーシャンアリーナ杯が終わってから、2日、選手たちに休みを与えましたが、今度は目の前にまた大きな大会があります。そこに向けてのトレーニングもあったので、2連休を与えてから、練習の強度も高いものでした。来週のその大会に向けてという部分もあったので、この試合に調整できるわけではありませんでした。そこでの疲労はあったかもしれません」

―アジアクラブ選手権に向けて、特別なフィジカルトレーニングをやっている?
「フィジカルの部分を強調したというのではなく、戦術の練習を増やしました。それで練習が増えた。オーシャンアリーナ杯が終わって2日空いてから、2部練習が2日続きました。そこでは、フィジカルで追い込むというよりも戦術的な練習が増えて、集中力なり、練習の回数が増えたことでフィジカル面も衰えたと思います。そういう調整をしないといけない期間だったので、選手たちも疲労を感じたのかもしれません」

●FP吉川智貴キャプテン
「今日のゲームは自分たちで非常に難しい試合にしてしまいました。2-0という状況から、たくさんチャンスがあったのですが、それを決めきれず、相手に1点を許したところで、相手が勢いに乗ってしまい、それに少し後半も飲まれてしまったなという印象です。こういう難しいゲームでしたが、勝ち点3を取れたのは非常に大きいと思いますし、再来週から始まるクラブアジア選手権に向けて、もう一度チームとして戦術的な部分もフィジカル的な部分も調整して、その大会に臨みたいなと思います」

(取材・文 河合拓)

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