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3位千葉、連敗止めるも痛いドローで4位徳島に勝ち点で並ばれる

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[8.21 J2第30節 千葉2-2群馬 フクアリ]

 ジェフユナイテッド千葉はホームでザスパクサツ群馬と2-2で引き分けた。連敗を2で止めた千葉だが、下位に沈む群馬相手に勝ち点1を積み上げるにとどまった。順位こそ3位をキープしたが、勝ち点51は4位徳島に並ばれてしまった。

 前半を押し気味に進めたのは千葉だった。しかし30分のMF米倉恒貴のヒールパスを受けたFWナム・スンウのシュートがわずかに枠を外れるなど、じれったい展開が続く。

 するとワンチャンスを生かし群馬が試合を動かす。前半34分、MF加藤弘堅のクロスにDFクォン・ハンジンが飛び込む。GKと交錯し弾かれるが、後ろから走り込んだMF小林竜樹が頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。群馬ベンチはゴールが生まれる直前に小林をベンチに下げることを判断していたため、小林はゴール直後にベンチに退いたが、意地のゴールを奪ってみせた。

 3試合連続で先制点を許した千葉は、後半からDF竹内彬を下げてFW田中佑昌を投入。1列前で起用していた米倉を右SBに戻し、“本来の形”で逆転を目指した。

 するとこの交代策が見事に的中する。まずは後半6分、左CKをDF山口智が打点の高いヘッドで合わせて同点。同17分にはオーバーラップした米倉のクロスがDF有薗真吾のオウンゴールを誘い、一気の逆転に成功した。

 しかしまたも群馬がワンチャンスをものにする。後半36分、ペナルティーアーク付近でこぼれ球を拾ったMF横山翔平が思い切って左足を振り抜く。すると前にいたDFに当たってコースの変わったシュートがGK岡本昌弘の逆を突き、ゴール中央に吸い込まれていった。

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