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[CL]リヨンに快勝のソシエダ指揮官 「権威を示せた」

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CL本大会出場へ前進も気を引き締める

 レアル・ソシエダは、20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフのファーストレグ、敵地でリヨンに2-0と勝利した。ハゴバ・アラサテ監督は結果に一定の満足感を示しながら、セカンドレグに向け気を引き締めている。

 ソシエダは17分、MFアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制に成功する。すると50分に新加入FWハリス・セフェロビッチがロングレンジの見事なボレーシュートを沈め、敵地で快勝を収めている。

 アラサテ監督は、リヨン優勢との見方を覆しての完勝に喜びを表しつつ、ホームの2ndレグに気持ちを切り替えている。スペイン『アス』がコメントを伝えた。

「我々はとても満足している。けど、もう1試合あることを忘れていけないね。リヨン戦で、我々は権威を示してプレーした。それが、私の最も気に入った点だ。難しいピッチだったが、チームはポゼッションを高めようとしていたし、常にゴールを目指していた。そして、幸運にもアウェーで2ゴールを奪えた」

「素晴らしいスタジアムで、偉大なチームを相手にした。この結果に、全員が納得している。しかし、あと90分残っている。セカンドレグでも、この試合のようにプレーしなければいけない」

 今季からソシエダを率いるアラサテ監督は、35歳にしてCL予選プレーオフで指揮を執ることとなった。だが、同監督は初の欧州カップ戦を強く意識しなかったようだ。

「このラウンドを突破するためには、素晴らしい試合を2回行わないといけない。我々は1試合うまくやった。もう1試合ある。たくさんの賛辞? 今は欲していない。試合翌日から全力で練習して、次のリーグ戦に備えるよ。我々はボールを保持して、プレッシャーをかけて、よく実行した。ゴールが試合を楽にしてくれた。我々に自信を与えてくれたんだ」

「CLを楽しむ時間など、私にはなかったね。実際、ベンチに入って試合に集中してしまうと、楽しむ余裕などないものだよ。試合の中で、常に修正すべきことがあるからだ。こういったことが全て終わってしまえば、私も楽しむことができるだろう」


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