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WBA監督、アネルカの引退報道を否定

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「会話の中で引退という言葉は使ったが...」

 ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)のスティーブ・クラーク監督は、引退報道も流れるFWニコラス・アネルカが現役を退くことを否定している。

 22日、WBAの練習を突然離脱したアネルカ。複数のイギリスメディアは、同選手がコーチ陣に引退の意思を伝えて練習を切り上げたと報じていた。

 WBAは同日、アネルカが個人的な事情で24日のエヴァートン戦を欠場することを発表した。その事情とは、同選手の代理人が亡くなったことだと見られている。

 周囲が騒がしくなる中で、クラーク監督は選手の状況を次のように説明した。

「ニコラスは先週末に代理人である親しい友人を失くした。突然亡くなったとのことだ。そして木曜日、テクニカルディレクターのリチャード(・ガーリック)のところに行って、自分があまり良い状況にいないことを伝えた」

「私も彼らのところにいって、非常にわずかな時間だが会話を交わした。彼が良い状況にいないと判断したので、クラブは彼に時間を与えることにしたんだ。そのことについて考え、より良い状況になってもらうためにね」

 クラーク監督は、アネルカが話した際に引退を口にしたことは認めている。

「私は会話の中で、ニコラスが(引退という)言葉を使ったことは否定しない。しかし、我々は彼にここを離れて考えてもらうため時間を与えた。それ以上何かできるとは思えなかった」

「彼は今週、トレーニングに参加することができない。だから、私は彼を含めずにエヴァートン戦の準備を進めている」

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