beacon

ルーニーを要求? モウリーニョが「国内ライバルへの放出もすべき」

このエントリーをはてなブックマークに追加

3度目のオファーに対するユナイテッドの反応は?

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、国内のライバルクラブに主力を放出するのを否定してはいけないと主張した。

 チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーの獲得を目指し、オファーを2度提示した。これらは断られたが、26日の直接対決終了後、3度目のオファーを出すと見られている。そんななか、モウリーニョ監督は次のように話した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「『同じ国のクラブに選手は売らない』という古いタイプのメンタリティーは、助けにならないと思う。自分のリーグが最高のリーグになるよう貢献すべく、国内に選手をとどめるべきときに、選手たちを国外へ押しやることがあるね」

「イタリアでは、まったく問題なく、毎年起きていることだ。フィリッポ・インザーギはユヴェントスとミランでプレーした。ビッグネームでは、生涯ずっと(同じクラブにとどまったのは)フランチェスコ・トッティだけだ。アンドレア・ピルロはインテル、ミラン、ユヴェントスでプレーしている」

 また、モウリーニョ監督は前回チェルシーを率いていた際に、DFウィリアム・ギャラスをアーセナルに放出したときのことを例に挙げ、次のように続けている。

「新契約を望んで満足していないときもあれば、移籍を望んで満足じゃないときもある。それは異なる状況だ。他方で、本当に移籍を望んでいるからというのもある。私はギャラスのことが残念だった。タイトルを獲得したときの我々にとって重要な選手だった。彼は(移籍を)望んでいると言い、我々は止めることができなかった。だから、止めないと決めたんだ」

「クラブに金銭的な問題はなかった。選手が移籍を望んだだけだ。リカルド・カルバリョとジョン・テリーがセンターバックで常にプレーし、彼は一番手になりたかったんだよ。ベストポジション以外でプレーすることも多かった。だから、満足していなかったんだ。それで我々は、売るのがフェアだと考えたんだ。ライバルに売ることは、私にとって問題ではなかった。欧州では常にあることだよ」


▼関連リンク
2013-14シーズン欧州移籍情報
プレミアリーグ2013-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP