beacon

「326回のありがとう」 スタンコビッチ、インテルと感動の別れ

このエントリーをはてなブックマークに追加

今後については明言せず

 昨シーズン限りでインテルを退団することになったMFデヤン・スタンコビッチが25日、セリエA第1節ジェノア戦を前に、本拠地サン・シーロの観客に別れのあいさつをした。同選手は今後について、明言を避けている。

 2004年にインテルに加入し、326試合に出場、2010年の3冠やリーグ5連覇に貢献するなど、ファンから愛されたスタンコビッチ。34歳の同選手は、ジェノア戦の前に、「326回のありがとう」というメッセージ入りのユニフォームを着て、インテリスタたちに別れを告げた。

 スタンコビッチはイタリア『スカイ』のインタビューで、次のようにコメントしている。

「とても感動している。心臓がどきどきしているよ。私のキャリアの最高潮は、マドリッド(でのチャンピオンズリーグ制覇、3冠達成)だ。あれが我々の頂点だった」

「今は休みを続けるよ。長くて素晴らしいバカンスだったね。今後については、今は何も言いたくない。でも、近く明らかにするよ」

 なお、ジェノア戦はDF長友佑都の先制点などで、インテルが2-0と勝利。試合後、スタンコビッチと長年苦労をともにしてきたMFエステバン・カンビアッソは、クラブの公式チャンネルで次のように話している。

「デキ(スタンコビッチ)に別れを告げなければいけないのは残念だ。彼とはさまざまな感情を分かち合ってきた。勝利だけではなくね。彼のことはずっと僕らの心に残る。彼の心にも僕らが残るはずだ」


▼関連リンク
2013-14シーズン欧州移籍情報
セリエA2013-14特集ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP