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CL出場に安堵…内田「自分にとって大きな意味のあるアシスト」

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[8.27 欧州CLプレーオフ第2戦 PAOK2-3シャルケ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第2戦が27日、各地で行われ、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でPAOK(ギリシャ)に3-2で競り勝った。2試合合計4-3とし、2シーズン連続の欧州CL本戦出場が決定。公式戦2試合ぶりに先発復帰した内田は前半43分に先制点をアシスト。「今日は勝てて良かった」と、勝利、そしてCL本戦出場を素直に喜んだ。

「みんなも監督もとてもホッとしている。ここで負けてしまったら、去年の頑張りがすべて無駄になってしまうし、士気が下がってしまうと思っていた」。昨季のブンデスリーガで4位に入り、CLプレーオフへの出場権を獲得したシャルケ。今季のリーグ戦は開幕から1分2敗と苦しんでいるが、CL本戦出場を逃せば、リーグ戦へのさらなる悪影響も心配された。

 内田自身、「チャンピオンズリーグは絶対に出たい。チャンピオンズリーグに対するモチベーションは高い」とこだわり、並々ならぬ決意を持っていた。24日のハノーファー戦(1-2)は太腿の張りのため欠場したが、1試合休んだだけで復帰してきた。

 そして前半43分には会心のオーバーラップから先制点をアシスト。「相手が裏を狙ってきていたので、あまり上がらない方がいいと思っていた直後のことだった。上がってみたらチャンスになると」。チームはその後、2度のリードを追い付かれ、後半19分からは10人となった。それでも地力で上回り、意地の勝利。「自分にとっては大きな意味のあるアシストだった」。2シーズン連続のCL本戦出場。内田の表情に安堵の色が広がった。


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