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ブラジルW杯へザック「柱になる部分は年内に固まる」

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 来年6月に開幕するブラジルW杯に向け、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は年内にチームの根幹を固める意向を示した。

 年内の国際Aマッチは残り6試合。9月6日のグアテマラ戦(長居)、同10日のガーナ戦(日産ス)を終えると、10月には欧州遠征を行い、10月11日にセルビア、同15日にベラルーシといずれもアウェーで対戦する。11月にも海外遠征を予定しており、そこで2試合の強化試合を行う。ただ、来年は3月に国際Aマッチデーがあるものの、その後は直前の壮行試合や事前キャンプで強化試合を行う程度になるとみられる。

「メンバーを固めるのは、来年の5月以降になると思う。14年は現時点で3月の1試合しか予定されていない。それを考えると、メンバーを固めるのは5月以降になる」。そう語った指揮官だが、一方で「柱になる部分は年内に固まってくるだろうとも思う」と指摘した。

「しかし、W杯本番に向けて、そのときにコンディションがいい選手が出てくると思う。最後までそういった選手に注目することは大切だし、最後の最後まで代表チームの扉は日本人選手全員に開いていると言っておきたい」。チームの“骨格”は年内に固めたうえで、切り札やバックアップにはその時点でコンディションのいい選手数人を加える青写真を描いていた。

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(取材・文 西山紘平)

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