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大迫4戦連発で鹿島がホーム4連勝、柏は工藤ゴールも10戦ぶり黒星

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[8.31 J1第24節 鹿島3-1柏 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームで柏レイソルに3-1で快勝し、2試合ぶりの白星を挙げた。ホームでは4連勝で、今季無敗(10勝2分)をキープ。一方の柏は7月6日の新潟戦(2-3)以来、10試合ぶりの黒星となった。

 日本代表にも復帰した絶好調のエースが試合の口火を切った。鹿島は前半3分、ショートコーナーからMF野沢拓也が左クロス。ゴール前混戦の中、こぼれ球をDF山村和也がつなぎ、FW大迫勇也が落ち着いて右足で蹴り込んだ。大迫は自身初となる4戦連発弾。9月2日から始まる代表合宿へ弾みを付ける先制点となった。

 立ち上がり早々にリードを奪った鹿島は前半14分にも大迫が競ったセカンドボールをMF土居聖真が落とし、MFジュニーニョがドリブルから右足でシュート。豪快にゴールネットを揺らし、2-0と突き放した。

 出はなをくじかれた柏はなかなかリズムに乗れず、シュートまでも持ち込めない。すると前半18分に早くも動く。MF狩野健太に代えてDF増嶋竜也を投入。4-4-2から3-4-2-1にシステムを変更し、流れを変えようとした。

 前半はそのまま0-2で折り返した柏だが、システム変更後は徐々に落ち着きを取り戻し、反撃のチャンスを待った。そして後半8分、中盤でMF大谷秀和がボールをカットし、FW田中順也に縦パスを通す。田中は素早くゴール前にスルーパス。これに反応した日本代表FW工藤壮人がドリブルで持ち込み、豪快な右足ミドルをゴール右上隅に叩き込んだ。

 1点差に追い上げられた鹿島は慌てない。後半16分、右CKをニアでジュニーニョがそらし、土居がヘディングでゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。それでも同21分、大迫の守備からボールを奪い、土居、小笠原とつないで最後はジュニーニョが右足でゴールに流し込んだ。3-1と試合を決定づけた鹿島。その後の柏の反撃にも落ち着いて対応し、ホーム4連勝を飾った。


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