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乾の絶妙パスから一時同点も…ドルトムントが唯一の開幕4連勝

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[9.1 ブンデスリーガ第4節 フランクフルト1-2ドルトムント]

 ブンデスリーガは1日、第4節3日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでドルトムントと対戦し、1-2で敗れた。乾は公式戦5試合連続で先発し、0-1の前半36分には同点ゴールの起点となったが、チームは敗戦。ドルトムントがリーグ唯一の開幕4連勝を飾った。

 開幕3連勝中のドルトムントは前半10分、中盤でインターセプトしたMFヤクブ・ブラスチコフスキからのスルーパスにMFヘンリク・ムヒタリアンが反応。最終ラインの背後を取り、ゴール前に抜け出すと、左足ワンタッチでGKとの1対1を制した。今季、シャフタール(ウクライナ)から加入したアルメニア代表MFのブンデスリーガ初ゴール。ドルトムントが先制に成功した。

 開幕2連敗と出遅れたフランクフルトも前節・ブラウンシュバイク戦(2-0)で今季初勝利を挙げ、ELプレーオフを含めれば公式戦3連勝中。果敢にゴールを狙うと、前半36分、乾からの絶妙な浮き球パスに抜け出したMFシュテファン・アイグナーがヘディングシュート。これはポストを直撃したが、跳ね返りをFWバーツラフ・カドレツが右足で押し込んだ。今季、スパルタ・プラハ(チェコ)から加入した背番号10の移籍後初ゴールが貴重な同点ゴールとなった。

 1-1で前半を折り返すと、アウェーのドルトムントが攻勢を強める。後半11分にはムヒタリアンが右サイドから中に切れ込み、左足を一閃。ミドルシュートでこの日2ゴール目を奪い、2-1と勝ち越した。再び1点を追う展開となったフランクフルト。後半36分には右サイドからのクロスボールが逆サイドへ流れ、乾が右足で狙ったが、シュートはDFのブロックに阻まれた。同38分に乾は交代。そのまま1-2で敗れ、今季3敗目を喫した。


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