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同点弾演出の乾 「サッカー的には最悪」

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ドルトムントに敗れて落胆

 フランクフルトは1日、ブンデスリーガ第4節でボルシア・ドルトムントと対戦し、ホームで1-2と敗れた。先発出場で83分までプレーしたMF乾貴士は、一時同点となるゴールの起点となったが、フランクフルトがドルトムントに思うようなプレーをさせてもらえなかったと不満をあらわにしている。

 10分にドルトムントMFヘンリク・ムヒタリャンの先制を許したフランクフルト。36分に新加入のFWバーツラフ・カドレツで試合を振り出しに戻したが、後半に入って再びムヒタリャンの追加点を許し、ドルトムントに4連勝を許した。

 ゴールシーンについて、乾は「アイゲス(ステファン・アイグナー)とはいつもああいうのを狙っていて」と、狙いどおりの形だったとコメント。だが、全体的なプレーには不満があるようだ。

 一度は同点に追いつき、ドルトムント相手に善戦したように思えたが、乾は「サッカー的には最悪でした」。「あっちはサッカーをして、こっちはただ蹴ってたっていうだけ」と、フランクフルトのプレーはサッカーになっていなかったと語った。

 ゴールの起点になるなど、乾自身はチャンスに絡んでいたが、「ヨーロッパリーグみたいにもっと前から行きたかった」と納得していない様子。再三にわたって裏を取っていたものの、「狙うだけになってしまった。もっとドリブルで仕掛けたりしたかったけど、全然できなかった」「力の無さを感じました」と悔やんでいる。

 フランクフルトはこれで1勝1分3敗と厳しい状況。代表ウィークで切り替えたいところだ。乾は「連戦が続いていたのでゆっくり休みたい」。リフレッシュしてから、2週間後のリーグ再開に臨む。


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