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辞意撤回のネルシーニョ監督が騒動を謝罪「熱くなり、間違った態度をとった」

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 8月31日の鹿島戦後に辞意を表明した柏レイソルネルシーニョ監督が、一転、辞意を撤回し、今後も指揮を執ることを発表した。7日のナビスコ杯準決勝第1戦の横浜FM戦から再び指揮を執る。

「本当に申し訳なく思っています」。公式サイトを通じ、一連の騒動を謝罪した同監督は、「鹿島戦後は感情的になり、熱くなり、間違った態度をとったと思っています。その後数日間、たくさんの友人や仲間と話をして、自分の考えを整理しました。結果、やはり反省してこのクラブへ仕事をしに戻るという考えに至りました」と辞意撤回に至った経緯を説明した。

 柏は現在、リーグ戦、ACL、ナビスコ杯、天皇杯の「4冠」を目指して戦っている。週末にはナビスコ杯準決勝、18日にはACL準々決勝第2戦と大事な戦いが続く。

「一度決めたことを撤回することは簡単なことではないですが、過ちに気づいていながらそのまま意地を通す方が愚かだと思っています。やはり、このレイソルでたくさんの仲間と戦ってきて積み上げてきたこの絆を私は失いたくない、と心から思いました。今回クラブの理解の下、現場に戻ることができました。私は今まで以上の力と精力を注いでクラブが一番求めるもの、それはVitoriaしかありませんから、そのために今シーズンが終わるまで全力で尽くしていきたいと思っています」と再出発を誓った。

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