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[早スポ]早稲田大vs専修大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
JR東日本カップ2013 第87回関東大学リーグ戦 9月4日 東京・味の素フィールド西が丘

早稲田大1-2専修大

以下、試合後の早稲田大コメント

●MF中田航平主将(4年=横浜FMユース)
―後期リーグ開幕戦となったきょうの試合は1-2で敗れてしまいました。振り返って
「とにかく内容はどうでも良くて勝って首位に立ちたかったので、非常に悔しいですね」

―専大にはここ数年勝てておらず、ワセダもケガ人等で難しさがあったと思いますが、意気込みというのはどういったものだったのでしょうか
「自分たちは自分たちのサッカーをやるしかないと話していて、ケガ人もいましたが、きょう出た選手は日頃のトレーニングで信頼を勝ち得てプレーしているので不安は無かったのですが、結果が出なかったことは残念ですね」

―前半は押し込まれる時間も多く、チャンスもほとんどありませんでしたが、振り返って
「前半はとにかく失点せずにチャンスで1点取れたらいいなと思っていたので、そういった中であそこで失点しまったことが非常に残念で。失点直後もその流れを引きずっちゃって、あそこでチームとしてすぐリセットして取られた点を取り返すくらいの勢いを見せないと、きょう相手にもし長澤和輝(専大)がいたらそのまま叩きのめされていたかもしれないので、リセットして次のプレーをしていく必要があると思います」

―後半、同点に追い付くも直後に失点という流れでしたが、いかがでしたか
「いつか点が入るだろうと思っていたところで、竹谷(昂祐、4年=ガンバ大阪Y)の良いドリブルから石川(拓、4年=日本大学高)のシュートで同点に追い付けて、これからいけると思っていた中で、失点してしまって。失点のシーンも判断のミスだったり、中のマークもはずされてしまったりというミスが続きました。でも修正できるミスだと思うので、ポジティブに考えて修正していく必要があるかなと思います」

―終盤は相手が疲れてきた中で走り負けずチャンスも作りましたが、得点は奪えませんでした。
「最後の方はシュートにいけるシーンも多くあって、相手の足が止まった中でも動けていたので。シュート数がある中で得点に結び付かなかったことは残念というか、意味がないので、そこはチームとして前から明確な課題となっていますし、トレーニングで重ねていく必要がありますから、前向いてやっていきたいと思います」

―首位の専大ですが、きょうの試合では勝てない相手ではないという印象を受けました。いかがですか
「専大は別格という話は聞いていたんですけど、やってみたら上手いけど、ちょっと前にジェフ千葉と練習試合をやっていてそのイメージが強すぎて、それに比べたらというところがあったので、勝てるなと思ったんですけど…。ただ結果が出なかったのでまだまだトレーニングの必要があるなと思います」

―リーグ戦の折り返しとなる次の中大戦に向けて
「中大もタレントが揃った良いチームなので、専大に負けたことを引きずらず、リセットして顔を上げて、これから勝ち点を落としたら専大に離されるだけだと思うので、最終節まで自分たちは勝ち点を落とさずにやって、専大が落としてくれるのを待つだけです。とにかく次の中大戦に良い準備をして臨みたいですね」

●DF三竿雄斗副将(4年=東京Vユース)
―専大との勝ち点差が5に広がる厳しい結果となってしまいました
「試合の入りからきょう勝たないと優勝はないと話をしていて、すごく強い気持ちを持って戦いました。それでも、ゴール前での攻守ともに自分たちの未熟さが出てしまって…。ゴール前の技術の差が全てだったと思うし、本当にきょうは勝てた試合なだけにもったいなかったという気持ちが強いです」

―ゴール前で仲川輝人選手にフリーな状態でシュートを打たれ、先制点を献上してしまいましたが
「ゴール前で相手が細かくやってきて一個フリーな選手が出て、自分がマークを捨ててその選手に寄せたんですけど、そこをパス出されてフリーで打たれてしまいました。最初にフリーな選手を作らせてしまったのは問題ですけど、そこのフリーになった選手に対して、どうにかして自分の力で守ることもできたんじゃないかと悔いが残る部分もあります。ゴール前のアイデアの豊富さなどはいままでにない相手だったので、きょうの経験を生かしてもっとレベルアップしていきたいと思います」

―2失点目も形は違えど、仲川選手にフリーでシュートを打たれての失点です
「スローインの流れで早いリスタートから、自分たちの右サイドを割られて良いクロスを上げられて合わせられました。自分が最後までクロスが入ってくるコースを予測したり、相手の動きをしっかり見てれば防げた失点だったと思います。2失点とも自分が絡んでしまったので、本当にチームに申し訳なく思っています」

―チームとしてここ数試合ずっと無得点が続いていた中で、得点をあげることができました。終盤の猛攻もありました。それでも2点目を奪うまでに至れなかった原因は
「得点シーンに関しては相手の守備意識がそこまで高くなくて、ああやって早くボール動かしてドリブルでつっかけていければ崩せると感じていました。MF竹谷(昂祐、4年=ガンバ大阪Y)と拓(MF石川、4年=日本大学高)の個人技で取った得点だと思うし、自分たちらしいスピードのある攻撃でしたね。終盤にかけて得点シーン以外にも自分の所から3回チャンスがあったんですけど、最後の質ですよね。ゴール前や相手のサイドを割れたりもしてるんですけど、味方のポジショニングだったり入ってくるタイミングっていうのが結構噛み合ってなくって…。そこは映像を見たりしながら修正して高めていくしかないと思うので、本当にきょうの試合でゴール前でのプレーの精度の重要さというものを改めて感じました」

―中京大、横河武蔵野FC、高麗大、そして専大に敗戦と連敗が続いてしまっています。この苦しいチーム状況の中で、いま一番必要なことは何だと考えていますか
「そんなにチームの調子は悪くないと思うし、きょうは2失点してしまって守備の脆さが出て修正しないといけない点も出ましたけど、それ以外の試合では無失点や1失点に抑えられていたので方向性は間違ってないと思います。攻撃に関してもきょうは1点取ったのに加えて何回もチャンスは作れていたし、少し噛み合えば点はどんどん入ってくると感じています。いまの状況をそこまで悲観的に考えずに、ポジティブにやっていくことは重要だと思います」

―次節は中大との一戦です。優勝戦線に生き残るためには勝ち点3の重みが強くなってくると思いますが、意気込みをお願いします
「昨季も中大には勝てていないですけど、優勝に向けては必ず勝たないといけない相手だと感じています。内容も全然悪くないし、気持ちをしっかり切り替えて1週間良いトレーニングをして、次こそ絶対勝てるようにやっていきたいです」

●MF池西希(4年=浦和レッズユース)
―今の気持ちは
「僕が決めてたら試合結果はまた違ったものになったと思いますし、もっとチームのためにプレーできるようにしたかったです。前半は押し込まれたんですけど、後半は自分たちらしさを出せたと思うので、あとは何が足りなかったかをトレーニングでやっていければと思います」

―試合前のチームの雰囲気は
「怪我人が多いなかでも自分がやってやるんだという強い思いを持ったやつが集まったと思うし、決して悪い雰囲気ではなかったと思います」

―前半相手に押し込まれてなかなかシュートまでもっていけなかったが振り返って
「ある程度そうなるのも想定内というか、相手のパワーが強いのも分かってたので、そのなかでも耐えて自分たちの流れにしようと思ってたんですけど、前半の失点の仕方が相手に簡単にやられてしまったのでしっかり守備のベースをトレーニングのなかで考えていきたいと思います」

―後半はセカンドボールも拾い始めて攻められるようになってきたが
「ハーフタイムでもっと勇気をもって攻めていこうという話があって、自分もゴールに飛び込んでいく動きを意識してやっていったんですけど、結局負けちゃったのでまだまだ反省点が多いです」

―追いついたあとに再び勝ち越されるという相手の勝ちパターンにもっていかれてしまった点については
「そういうのも分かってたつもりですけど、受け身に回ってしまってそれが原因となってしまったと思います。きょうの試合を肝に銘じて次に繋げられればと思います」

―終盤攻め込んで相手ゴールに迫ったが得点が奪えなかった
「それがきょうの試合のすべてだと思いますし、そこで負けてしまったと思うのでもっとトレーニングするしかないなと思います」

―1-2という結果をどう捉えていますか
「勝てなかったのは悔しいです。後半は特にうちが攻めたてていただけに勝てなかったのが残念です」

―勝ち点差が5になってもう勝ち点を落とせなくなってきましたが今後リーグ戦への意気込みを
「中大戦は勝たなくちゃいけないですし、相手が1回負けてうちが勝てば最終節でまた逆転できるので、ありきたりになっちゃうんですけど自分たちが出来ることをやり続けます。相手は全部勝ち続けるのも難しいと思うので、自分たちもしっかりトレーニングを続けて、下を向くんじゃなくて前を向いてやっていきたいと思います」

●MF石川拓(4年=日本大学高)
―きょうの試合を振り返って
「専修と勝ち点差2で勝ちたかったが、負けてしまって非常に残念です」

―怪我から復帰後久しぶりのAチームでの出場だと伺いましたがどんな意気込みで臨みましたか
「怪我とか関係なく試合に出たときはチームに貢献しなければならないし、それが出る人の責任だと思ってたのできょうは勝ちは出来ませんでしたが1点取れて少しはチームに貢献できたと思いますが、やはり勝利が欲しかったです」

―1点奪った後もチャンスはあったもののもう一息というプレーが多かったように思えましたが、そのことについて
「同点に追いついた後にチャンスがありながら2点3点目取れなかったのがきょうの勝てなかった要因だったと思います。自分自身も1点で満足することなくそこでもう1点取らなきゃいけなかったと思います」

―専修から1点奪ったことについて決める気でボールを受け取ったか
「竹谷(昂祐、4年=ガンバ大阪Y)が左サイドからドリブルしたときに逆サイドで先手を取るということは監督(古賀聡、平4卒=早稲田実業高)からいつも言われていましたし、チャンスになると分かっていたので信じて走った結果がすごくいいボールをくれたのであとは流し込むだけでした」

―次の試合に向けての意気込み
「きょうの敗戦で専修との差が5に開いてしまったので、これから負けられない状況が続きます。次の試合は中大で強敵なので、また1週間いいトレーニングをつんで勝ち点3を取れるように頑張りたいです」

●MF竹谷昂祐(4年=ガンバ大阪ユース)
―開幕戦の相手はいきなり首位の専大でした、攻撃型と言われる専大に対してどのような対策をしてきましたか
「専大は、こっちがちゃんとプレッシャーをかけないと好きなように攻撃をしてこられてしまうので、ファーストディフェンスの強さや距離感を意識して、相手に好きなようにさせないようにと練習してきました」

―天皇杯予選準決勝では右サイドハーフ、きょうは左サイドハーフでの出場となりましたが
「ボランチをやることもあるんですが、もともと左サイドのほうが得意です。中盤であればどこでもやれるように練習してきているので、そこはあまり気にならなかったです」

―専大は主将を欠いた戦力で挑んできましたが、実際に戦った印象は
「攻撃の質が高いですし、ファーストディフェンスが少しでも緩くなってしまうと、失点シーンもそうですが、スピードアップされてゴール前まで行かれてサイドを崩されてしまいます。専大は隙を逃さないチームなので、そういう部分はやっぱりさすがに2連覇してるチームだなと感じました」

―守備を崩され先制点を奪われました、考えられる原因は
「バイタルエリアのところでためを作られてしまいそこに対してファーストディフェンスが上手くいかずに、後手後手になったままこちらのDFが引きつられて、相手の仲川選手をフリーにさせてしまい失点してしまったという感じですね」

―竹谷選手のドリブル突破が同点ゴールにつながりました、そのアシストについて
「大希(FW榎本大希、4年=横浜FMユース)からボールが渡されたときに、相手のDFが結構自分に食いついてくれていて、ファーストタッチで上手くかわせたことで前の方に大きなスペースができて一気に侵入できたので、ここは一気に行くしかないなと感じたので思い切って仕掛けていきました。そこで拓(FW石川拓、4年=日本大学高)がフリーだったのでパスしたら、しっかり決めてくれました」

―相手ペースだった前半に比べ、後半はワセダ主導で試合を作れていた印象でした
「根本的に専大の運動量がガクッと落ちていて、主将の長澤選手がいなかった影響かは分からないですがためを作れてなかったと思います。後半強いっていうのは自分たちも感じている部分だったので、1点目を取れたときにもっと追加点をあげてたたみかけられれば良かったんですが、直後に失点してしまったのが残念です」

―ワセダペースのなか追加点をあげられなかった原因は
「専大は少ないチャンスでもしっかり点を取ってくるのが強みだと思うし、天皇杯予選の横河武蔵野戦でもあったように後半から終盤にかけてチャンスはたくさん作れるのに決めきれないというのが、横河戦のときにも言ったと思いますが、今のチームの課題かなと思います」

―最後まで決めきるという点につきては、横河武蔵野FC戦からどのような練習をしてきましたか
「練習のなかでは、ボールを受けるまでのタイミングやラストパスの質にこだわることを、監督がオーガナイズしてそういう部分を意識させてくれるような練習をしてきたんですけど、ゴール前の質というのはそんなにすぐには高まらないと思うので、これから積み重ねていけば試合のなかで必ず得点につなげていけると思います」

―後期は最終節に専大との対戦がもう一つ控えています
「今節の結果で勝ち点差5をつけられてしまったので、自分たちは今後勝ち続けていくしかないと思います。専大との勝ち点差を縮めていって、最終節もまたここ西が丘でやると思うので、さっき言った課題を克服して勝ちたいと思います」

―前期リーグでは初戦の黒星スタート後は負け無しでしたが、次節の中大戦と今後の後期リーグに向けて意気込みをお願いします
「中大もこの能力が高い選手がたくさんいるので、ワセダらしい組織力で上回っていって、次の中大戦に勝てれば勢いに乗れると思うので、まずは次節しっかり勝って、どんどん専大との差をちぢめていければと思います」

●FW榎本大希(4年=横浜FMユース)
―試合を終えての率直な感想をお願いします
「首位に立つためというのもそうですけど、ここ数年勝てていない専大にはどうしても勝ちたかったです。こういう試合になってしまって悔しいです」

―特に前半は2トップへのボールが徹底的にはじき返されていたように見えましたが、専大ディフェンスの印象はいかがでしたか
「センターバックの2人はほとんど他の事を考えず、FWにくっついてマークしてきました。ミヤ(FW宮本拓弥、2年=流通経大柏高)にロングボールを配給する場面が多くなり過ぎてしまい、そのセカンドボールも間延びしてほとんど拾うことができませんでした。それによって相手ボールの時間があまりにも長くなり過ぎたと思います」

―攻撃陣のレギュラー3人を欠く試合でもありましたが、変化は感じましたか
「そんなに変わりはないです。誰が出てもやるサッカーに変わりはないので」

―他のチームと比べて感じた専大の実力はいかがでしたか
「ロングボールを蹴ってくるシーンも多かったですが、ゴール前ではごちゃごちゃと密集した中でもパスをつないできます。そういうチームは他にないですね。ディフェンスを背負いながらもつながれるようなことはいままでほとんどありませんでした。そういうところが他と違うと思います。長澤選手がいない分スムーズさは欠けていましたけど、シンプルにつないできました。特に両サイドに能力の高い選手がいたので、そこで押し込まれるシーンが多かったんじゃないかなと思いました」

―専大は特に強く意識してきたチームだと思いますが、この負けをどう受け止めていますか
「シーズンの最初から専大の強さは意識してやってきました。ダメージは多少なりともありますがもう1試合できますし、まだ終わったわけではないので切り替えていきたいです」

―最終節の専大戦へ向けて、今後のリーグ戦をどのように戦っていきますか
「やっていることは間違っていないと思います。今後も自分たちの強みを出すことが大事だと思います。最後に決め切るところ、ゴール前の差を突き詰めていきたいです」

●GK松澤香輝(3年=流通経済大柏高)
―後期リーグ開幕戦は首位決戦となりました。専大戦をどう臨みましたか
「勝てば首位ということで、とにかく結果にこだわって専大に勝とうという気持ちで入りました」

―試合を振り返っていかがですか
「立ち上がりから相手にボールを保持される時間が長くて、攻め込まれる時間も多くありました。非常に苦しい中で先制されて、厳しかったですけど、なんとか追い付いてそのまま逆転したかったんですが…。点を取った後にすぐに失点してしまったのは良くなかったと思います」

―完全に崩されて先制点を与えてしまいました
「狭いスペースでもゴールに結びつける技術と言うのは専大はやはり非常に高くて、なかなかああいうところでプレッシャーがかからずにフリーの選手にボール渡されて失点したので、ああいうところでしっかり守っていく力が必要だったんじゃないかと思います」

―同点弾の直後に再び失点となりましたが
「切り替えのところで失点となってしまいました。八角(DF八角大智、2年=流通経大柏高)が出る出ないの判断は難しかったと思うんですけど、そこで自分がもう少し早い段階で声を掛けていたら失点はなかったですし、上げられてからのクロスの対応というのは最近課題になっていたので、まだまだ自分たちの課題を改善できていなかったと思います」

―専大の印象はいかがですか
「個々の技術が高いですし、下田北斗選手中心に攻撃を組み立てていて、仲川輝人選手の2得点もあって、キーマンを抑えられずに最後仕事をさせてしまったので、レベルの高い選手にしっかり打ち勝っていく技術や力を自分たちもつけていかなければと思います」

―ずっと勝てない試合が続いています
「大量失点はしてないので、自分たちとしては長い時間無失点で抑えながら少ない得点で勝っていくことが必要だと思いますし、実際に自分たちは大量得点で勝てるチームではないので、守備のところももっともっと改善して、少ないチャンスをモノにしていく、攻守両面で力を付けていく必要があると思います」

―次節の中大戦に向けて意気込みをお願いします
「本当に自分たちは負けられないですし勝たなければいけない試合が続きますし、中大は昨季勝てなくてそれがリーグの結果につながったと思うので、次で絶対に勝てるように1週間準備していきたいと思います」

●MF小長谷勇太(2年=清水東高)
―今の気持ちは
「自分はきょう公式戦で初ベンチ入りでしかも出させてもらったので結果を残したかったんですけど、アシストも得点も奪えず自分の力の無さを痛感しましたし、もっと練習しなくちゃいけないなと思いました」

―前半ベンチから試合を見ていていかがでしたか
「相手が個人としてもチームとしてもパス回しが上手くて、そういうのは想定してたんですけど、ファーストプレスが定まらなかったりプレスが連動してなかったり、後半も自信をもっていけてないのかなとは思いました」

―途中出場する際に何を意識してピッチに入りましたか
「後半見てた限りでは相手が明らかに運動量が落ちてたので、自分がおとりになって攻撃を引き出したり積極的にチャンスを作っていこうと思ってたんですけど、自分の実力の無さで何もできませんでした」

―公式戦初出場が専大との首位攻防戦という舞台でしたがなにか収穫は
「こういう雰囲気を味わえたっていうのが収穫だと思うし、結果は出せなかったですけどこういう試合で自分のプレーを少しでも出せたのは良かったと思うので、あとはその幅を広げていければと思います」

―ご自身のストロングポイントはどんなところですか
「前を向いてゴールに関わるプレーをすることですかね」

―リーグ戦への意気込みを
「中大戦ありますけど自分まだベンチに入れるか分からないですので、明日からまたしっかり練習して、次途中出場できたらアシストなり得点なり結果を残したいと思います」

●DF八角大智(2年=流通経済大柏高)
―試合全体を振り返っていかがでしたか
「勝てなかったことがやはり悔しいです」

―前半は相手の激しいプレスもあり守備の時間帯も長かったと思いますが
「最初の立ち上がりでやはり前からきて、今まで戦ったチームよりもすごい切り替えがはやくてなかなか自分たちが前へボールを運ぶことができなくて、それでまあ長い時間苦しい時間帯が続いたのかなと思います」

―1点目の失点についてですがフリーにさせてはいけない選手をフリーにしてしまったことについては
「そうですね、一人一人のポジションがズレてしまって最後に2対1の状況を作られてしまって、やっぱりフリーで打たれてしまったらレベルの高い選手なので、まあそこがフリーで打たれてしまったのが、そこまで持っていかれてしまったのがいけなかったと思います」

―後半はかなり攻め込んでいてその中で得点もしましたが攻撃面に関しては
「チームとして得点を奪ってその後だったり終盤だったり、かなりチャンスは作れたんですけどやっぱり最後の質という面で専修には劣る部分があって、専修はそこをしっかり得点に結びつけていて得点を奪えなかったということは日頃の練習からもっとやっていかなければいけないのかなと思います」

―2点目の失点についてですが1点目の得点の後すぐに失点してしまいましたが
「やっぱり得点を奪った後はすごい集中して相手に隙を与えないようにとやっているんですけれど、そこで失点してしまって、自分のサイドからクロスを上げられてしまって、その前のプレーの判断も自分が悪くてあそこまで押し込まれてしまってというのは2失点目に関しては特に責任を感じています」

―最後に次節に向けて
「次も中央大学という素晴らしい相手で一人一人の技術も高くていつもなかなかワセダは勝ちづらいチームなので、今日は負けましたけどしっかりもう次の試合はあるので次勝てるためのトレーニングをまた明日から頑張っていきたいです」

●DF奥山政幸(2年=名古屋グランパスU18)
―専大戦を終えていかがですか
「専大と 勝ち点2差で戦えるということで、本当にモチベーションが高かったのですが、負けてしまって。チャンスが無かった訳ではなく、ピンチが多かった訳でもありません。最後の点を守るところ、決めるところで負けたかなと思います」

―後期開幕戦ということでしたが、いかがでしたか
「 前期が9試合で。後期が多いのですが、前期は2位で折り返して、全然満足してないですし。きょう勝ち点5差つけられてしまいましたけど、まだ負けたわけではないので、これから一つ一つ勝ちを積み上げたいと思います」

―専大には警戒すべきプレーヤーが多かったと思いますが、対応としてはいかがでしたか
「そうですね。専大は守備よりも攻撃に数多くクオリティーの高い選手がいます。一つ一つのアクションの質、ボールタッチの質といったものが今まで対戦してきた相手の中で、レベルが一つ二つ上でした。そういう相手に対してどのように守っていくかというのがこれから重要になってくるかなと思います」

―2失点ありましたが、失点シーンを振り返っていかがですか
「どっちとも今までの課題であるサイドからの失点ということで。まずはサイドを突破させたのがいけないですし。その後マークを付いていかなければいけないところができませんでした。自分含めて守備陣と相手の距離が離れてしまったことが問題でした。課題が浮き彫りになりましたね。もっと修正していかないと今後の勝ちは無いなと思います」

―後期にはまだもう1回専大と戦うチャンスがありますが、勝つためにはどのようなところが足りないと思いますか
「そうですね。まずは、先ほど言った守備のところ。クオリティーの高い選手に対して最後に守るのではなく、もっと能動的に動いて、前からボールを取りに行く。奪ったボールを失わず、攻撃につなげる。速さを出したシーンは今回もチャンスになっていたので、そこを決めきる力をつけていけばいいなと思います」

―最後に次戦に向けての意気込みをお願いします
「 きょう負けてしまいましたが、専大との試合は最終節西が丘(味の素フィールド西が丘)であります。そこでリベンジを果たさなければいけないと思うので、次は中大戦ですが、そこでの勝利に向けて一戦一戦、目の前の敵を倒していけるように、今回の課題を修正していきたいと思います」

(取材・文 早稲田スポーツ 芦川葉子、写真 辛嶋寛文、松坂和之進)

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