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大前先制FK!清水が初戦突破

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[9.7 天皇杯2回戦 清水2-0藤枝MYFC アイスタ]
 
 清水エスパルスは藤枝MYFC(静岡)を2-0で振り切り、3回戦進出を決めた。

「どちらがプロのチームか分からない。恥ずかしいぞ」。ハーフタイムにアフシン・ゴトビ監督からゲキを受けた清水が後半の2得点で藤枝MYFCに勝利した。

 前半、MF杉山浩太のミドルシュートやクロスからDFカルフィン・ヨン・ア・ピンが放ったシュートなどで攻めた清水だったが、藤枝MYFCはPAで堅い守りを見せて得点を許さない。

 だが指揮官のゲキで火がついた清水は後半、MF本田拓也がPAで手前から放ったシュートやFWラドンチッチのヘディングシュートなど積極的にゴールを狙う。逆に藤枝MYFCのMF藤牧祥吾にヘディングシュートを放たれるシーンもあったが、無得点に抑えた清水は27分、FW大前元紀がペナルティアークの左外でFKを獲得。自らキッカーを務めた大前が右足を振りぬくと、これが左上へ決まり、先制した。

 清水はさらに29分にも大前の左CKのこぼれ球をラドンチッチが左足で押し込み2-0。藤枝MYFCは36分に大きな拍手の中、清水OBのDF市川大祐が投入されるが1点を奪うことができず、2回戦敗退となった。


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