本人は「まだ試合勘を欠いている」

　ミランMFカカが7日、キアッソとの練習試合でミランでのデビューを飾った。キャプテンマークを巻いて前半の45分間をプレーしている。本人は試合勘を取り戻さなければいけないとしつつ、満足感を表した。

　レアル・マドリーからの復帰が決まったカカは、代表選手が不在のこの日、キャプテンとしてミランでの再デビューを果たした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、カカのキャプテンはチームの要望だったという。

　8000人のファンが集まった一戦で、カカーは7分にMFアントニオ・ノチェリーノの先制点をアシスト。ミランは23分にDFマティアス・シルベストレ、39分にFWロビーニョが加点。後半にもMFリッカルド・サポナーラがゴールを奪い、4-0と勝利を収めた。

　カカーは前半終了後、次のようにコメントしている。

「今日の試合でプレーできたのは素晴らしかった。まだ少し試合勘がないけど、うれしいよ。ミランは改善しなければいけない。でも、僕らには成長の余地がある。個人的には、31歳にもなれば多くを学ぶもので、より良いプレーを選択するようにしている」

　キアッソにも駆け付けてカカーに声援を送り、チャントを歌ったファンについて、カカーは「人生最高のチャントだよ。夢のようだね」と喜びを表している。

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