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浦和は栃木ウーヴァに辛勝、代表帰りの槙野も途中出場

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[9.11 天皇杯2回戦 浦和2-1栃木ウーヴァ 浦和駒場]

 天皇杯は11日、2回戦4日目を行い、J1の浦和レッズはJFLの栃木ウーヴァを2-1で下し、3回戦進出を決めた。3回戦ではJ2のモンテディオ山形と対戦する。

 7日のナビスコ杯準決勝第1戦・川崎F戦(2-3)から先発9人を入れ替え、普段出場機会のない選手たちを積極的に起用した浦和。前半2分、MFマルシオ・リシャルデスの右FKにファーサイドでフリーになったFW阪野豊史が頭で合わせたが、ゴール上へ。立ち上がりから果敢にゴールを狙い、栃木ウーヴァを押し込んだ。

 すると前半23分、高い位置でMF小島秀仁がボールを奪い、マルシオ、阪野とつないでMF梅崎司へ。PA内右へドリブルで仕掛けた梅崎がゴール前に折り返すと、長い距離を走ってきた小島が右足で押し込み、先制点を奪った。

 栃木ウーヴァもセットプレーからMF濱岡和久が正確なキックを見せ、何度かチャンスを演出する。前半28分には濱岡のFKをGK山岸範宏が前に弾き、FW市川稔が無人のゴールに蹴り込んだが、ゴールラインぎりぎりでDF野田紘史がヘディングでクリアした。

 野田のファインプレーでピンチをしのいだ浦和は前半41分、マルシオがPA内でDF宮城雅史に倒され、PKを獲得。これをマルシオが自らゴール左上に叩き込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドで前半を折り返した栃木ウーヴァも後半に反撃を見せる。後半19分には、かつて大宮や愛媛でプレーしたFW若林学の右クロスに市川が右足ダイレクトボレーで合わせ、1-2。1点差に追い上げた。

 浦和は後半21分、梅崎の右足ミドルがポストを直撃するなど3点目を奪えない。同36分には、前日10日のガーナ戦で後半アディショナルタイムから途中出場した日本代表DF槙野智章もピッチに投入。栃木ウーヴァの反撃を跳ね返し、そのまま2-1で逃げ切った。


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