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J1残留へ大きな勝ち点3!15位・甲府が鹿島を3-0撃破!!

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[9.14 J1第25節 甲府3-0鹿島 中銀スタ]

 15位のヴァンフォーレ甲府がJ1残留へ向けて大きな勝ち点3を加えた。ホームで4位・鹿島アントラーズと対戦した甲府は前半に挙げた3得点によって3-0で快勝。連続無敗を4へ伸ばした。
  
「本当にホームで勝てて良かったです! 僕らが残留というか、それ以上を目指すために勝ち点3が必要だったので、試合前から気合が入っていました」。甲府のDF佐々木翔は試合後のヒーローインタビューで興奮を口にしていたが、J1残留へ気合十分の戦いを見せた甲府がホームで上位撃破に成功した。

 甲府の先制パンチは前半7分だった。左サイドからボールを進めると、ドリブル相手DFの背中を取ったFWジウシーニョのクロスをファーサイドからゴールエリアへ飛び込んだMF柏好文が頭でゴールへ突き刺した。ゴール至近距離からの強烈な一撃にGKは反応できず。「気持ちの入ったヘディングで決められて良かった」という柏のゴールでホームの甲府が幸先良くリードを奪った。

 甲府はさらに31分、ジウシーニョの右CKを中央でフリーだった佐々木がダイビングヘッドでゴールへ突き刺す。44分にもDF山本英臣の右FKをFWパトリックが鹿嶋DFの頭上からヘディングシュート。189cmの長身FWが叩きつけた一撃はワンバウンドしてゴールへ吸い込まれた。

 一方の鹿島はMF遠藤康の左足ミドルがゴール右ポストを叩き、FWジュニーニョが鋭くゴールへ迫るシーンもあったが、まさかの3点ビハインド。後半開始からは前・甲府のFWダヴィを投入して巻き返しを図るが、3点ビハインドが重くのしかかった。DF西大伍の右足ミドルやFW大迫勇也のヘディングシュートなどで反撃も追撃することができない。終了間際にはダヴィの落としから大迫が頭でゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で最後まで1点が遠かった。

 勝って16位以下のチームへプレッシャーをかけた甲府は次節、2位・浦和と対戦。佐々木は「この大勢の中で勝てたのも次に繋げないといけないと思うので、またアウェーになりますけれど、足を運んでともに戦いましょう」とサポーターへ呼びかけ、柏も「自分たちが勝っていけば残留という目標を達成できると思うので、サポーターの皆さんと一緒に戦っていきたい」。支えてくれるサポーターとともに目標を必ず達成する。


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