beacon

[Fリーグ]第14節ハイライト 北海道セントラル2日目、連勝の大阪が名古屋と勝ち点2差に迫る

このエントリーをはてなブックマークに追加
 Fリーグは15日に、第14節の5試合を北海きたえーるで行った。首位の名古屋オーシャンズは試合終了間際に同点ゴールを許して、勝ち点1の獲得にとどまる。2位のシュライカー大阪は大量11得点を挙げて、北海道セントラルを2連勝で終え、名古屋との勝ち点差を2に縮めている。

 第1試合では、バサジィ大分とデウォン神戸が対戦。前日の試合を落としている両チームだったが、この日は大分が大勝している。前半16分にFP中村友亮の2試合連続となるゴールで先制した大分は、後半15分にもFP蒲原旭がゴールを決める。さらに試合終盤の後半18分と同20分には、エースのFP仁部屋和弘がゴールを決めて4-0で快勝。北海道セントラルの2連戦を1勝1敗とした。

 第2試合では、アグレミーナ浜松シュライカー大阪が激突。堅守が売りの大阪だが、この試合では高い決定力を見せつけた。キックオフから26秒、38秒と集中を欠いた浜松からFPヴィニシウスが連続ゴール。同2分にFP江口孝一が追加点を挙げると、その7秒後にはヴィニシウスが自身3点目を記録。開始から、1分19秒でのハットトリック達成というFリーグ新記録を打ち立てた。浜松も前半7分にオウンゴールで1点を返し、同10分にはFP曽根田盛将のゴールも挙げたが、力の差は歴然だった。大阪はその後、5ゴールを連取。後半10分に1点を返されてからも、江口、FP松宮充義がゴールを決めて、11-3で正GK山本浩正を欠いた浜松を一蹴し、北海道セントラルで連勝を飾った。

 第3試合では、ペスカドーラ町田名古屋オーシャンズが対戦した。試合は後半に動く。後半3分にFP北原亘のゴールで先制した名古屋は、同5分にも北原が追加点を記録。後半14分には町田のFP永島俊に1点を返されたが、このまま逃げ切るかと思われた。しかし、残り1秒で元名古屋で府中から加入したばかりの元日本代表FP前田喜史に同点ゴールを決められて、2-2で試合は終了。名古屋、町田ともに1勝1分で連戦を終えている。

 第4試合では、バルドラール浦安湘南ベルマーレが対戦した。前半12分にFP市原誉昭のゴールで湘南が先制して前半を折り返す。後半7分には、FP小宮山友祐が同点ゴールを決めたが、湘南もFPボラがゴールを決めて再びリードした。同14分に浦安はFP高橋健介が試合を振り出しに戻すゴールを決めたが、その後は両チームともにゴールを決められず。試合は2-2で終了。優勝争いに絡みたい両チームにとって、痛恨のドローとなっている。

 第5試合ではエスポラーダ北海道府中アスレティックFCが対戦した。地元での連勝を目指した北海道だったが、この日は屈辱的な大敗を喫してしまう。前半3分にFP三井健に先制点を許すと、その後はFP山田ラファエル・ユウゴに2ゴールを許すなど、後半17分まで7失点を喫してしまう。試合終盤にFP水上玄太が1点を返したが、北海道は1-7で敗れて連勝できなかった。一方、前日の東京ダービーを落とした府中だが、今季最多タイの7ゴールを挙げて2試合ぶりの勝利を挙げて8位に浮上した。

バサジィ大分 4-0 デウソン神戸
[大]中村友亮(16分)、蒲原旭(35分)、仁部屋和弘2(38分、40分)

アグレミーナ浜松 3-11 シュライカー大阪
[浜]オウンゴール(7分)、曽根田盛将(10分)、田中充彦(30分)
[大]ヴィニシウス5(1分、1分、2分、12分、19分)、江口孝一2(2分、33分)、瀬戸彬仁(10分)、本田拓磨(18分)、片山堅仁(22分)、松宮充義(40分)

ペスカドーラ町田 2-2 名古屋オーシャンズ
[町]北原亘2(23分、25分)
[名]永島俊(34分)、前田喜史(40分)

バルドラール浦安 2-2 湘南ベルマーレ
[浦]小宮山友祐(27分)、高橋健介(34分)
[湘]市原誉昭(12分)、ボラ(29分)

エスポラーダ北海道 1-7 府中アスレティックFC
[北]水上玄太(38分)
[府]三井健(3分)、山田ラファエル・ユウゴ2(7分、18分)、ロドリゴ(19分)、岡山洋介(20分)、小山剛史2(32分、37分)

TOP