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[CL]本田所属CSKAは敵地で王者バイエルンに完敗

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[9.17 欧州CLグループリーグ第1節 バイエルン3-0CSKAモスクワ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグが17日に開幕し、第1節1日目が各地で行われた。日本代表MF本田圭佑の所属するD組のCSKAモスクワ(ロシア)は敵地で昨季王者バイエルン(ドイツ)と対戦し、0-3で敗れた。16強入りした11-12シーズン以来、2季ぶりのCLに臨むCSKAだが、苦しいスタートになった。

 バイエルンは4分、DFダビド・アラバがゴール前で倒されFKを獲得。これを自ら直接蹴り込むと、壁を越えたシュートはGKの手を弾き、ゴール右サイドに吸い込まれていった。

 その後もバイエルンの攻勢は続いた。MFアリエン・ロッベンやMFフランク・リベリがサイドから中に切れ込む動きで好機を演出する。37分には右サイドからDFラフィーニャがクロスを上げると、リベリが頭でつなぎ、ファーサイドのFWマリオ・マンジュキッチが頭で押し込むが、これは右ポストに嫌われた。

 しかし迎えた前半41分、右サイドからのFKを獲得したバイエルンは、ロッベンがタイミングをずらしたクロスボールをゴール前に上げる。これに飛び込んだマンジュキッチが頭で合わせて、バイエルンに追加点が生まれた。ややオフサイドに見えたが、笛は鳴らず、ゴールは認められた。

 一方のCSKAは、ほぼ守勢に回り苦しい試合運びを強いられた。本田も前半38分にミドルシュートを狙うが、直前のDFにカットされる。後半15分には右サイドで得たFKを蹴るが、壁に当ててしまい、チャンスすら作らせてもらえなかった。

 バイエルンの3点目は後半23分、中央でボールを受けたアラバがゴール前に浮き球パスを出す。駆け引きで抜け出したロッベンが胸トラップで受けると、難なく左足で蹴り込んだ。

 落ち着いたボール回しで相手の隙を伺うバイエルンに対して、CSKAは終盤になってもほぼ攻め込むことは出来なかった。本田はフル出場を果たしたが、昨季3冠達成のドイツ王者相手になすすべなく敗れた。

 D組の第2節は10月2日に行われ、CSKAはホームでビクトリア・プルゼニ(チェコ)と、バイエルンは敵地でマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦する。


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