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胸を張る中澤 「1-0で勝てるチームが優勝にふさわしい」

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[9.21 J1第26節 横浜FM1-0清水 ニッパ球]

 最少得点での完封勝利に胸を張った。3試合ぶりの白星を挙げた横浜F・マリノスは5月25日の鳥栖戦以来、今季2度目となる1-0での勝利。DF中澤佑二は「久しぶりの1-0勝利。こういう試合を年間でモノにしていくことが優勝への道だと思うし、1-0で勝てるチームが優勝にふさわしいチームだと思う」と力説した。

 前半4分にMF中村俊輔のゴールで先制するなど立ち上がりは試合の主導権を握ったが、徐々に清水へ流れが傾き、後半は我慢の時間が続いた。後半14分にはDF小林祐三、同41分には中澤がゴール前で体を張ってシュートブロック。クロスバーに1度、ポストにも2度助けられるなど運も味方したが、最後まで無失点で耐え抜いた。

「押し込まれながらの試合だったけど、みんなが体を張って、泥臭く戦ったのはチームにとって財産になる」。首位をキープし、2位との勝ち点差も「4」に広げた。9年ぶりのリーグ制覇へ「意識しないけど、実際に首位にいるし、僕らが目指しているのはそこなので。周りからマリノスはラッキーで勝ったと言われてもしゃくなので。周りから認められる試合をしたいし、今日はそういう試合だったと思う」と、苦しみながらもつかんだ価値ある勝ち点3となった。

(取材・文 西山紘平)

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