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独紙評価:内田を含むシャルケ全員に酷評

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「長い間、リベリをうまく抑えていたが…」

 21日に行われたブンデスリーガ第6節で、シャルケはバイエルン・ミュンヘンをホームに迎え、0ー4で大敗した。DF内田篤人は、右サイドバックでフル出場を果たしたが、他のチームメート同様、メディアの採点は厳しいものになっている。

 チャンピオンズリーグ2試合を含む4連勝でスタートの不調を乗り越えていた様子のシャルケ。序盤は速いテンポで相手ゴールに迫る場面も見られたが、21分にMFバスティアン・シュバインシュタイガーがCKに合わせ、昨季王者が先制すると一方的な展開に。その1分後、DFダビド・アラバのクロスをFWマリオ・マンジュキッチがヘッドで決め、一気にバイエルンがペースを引き寄せた。

 結局、シャルケは75分と84分にも失点して完敗。ドイツメディアは総合的にバイエルンが力の差を見せつけたと評したこの試合で、シャルケのチームでは誰一人、高い評価を受けなかった。

 『ビルト』はその中で、内田のプレーに4とチーム平均点(4.67)を上回る採点をつけている。チームメートではDFデニス・アオゴ、MFケヴィン=プリンス・ボアテング、ユリアン・ドラクスラー、FWジェフェルソン・ファルファンと並ぶ「ベストタイ」だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、『キッカー』では5とほぼチーム平均点(4.8)だった。地元紙『ヴェストドイチェ・ツァイトゥング』も5をつけている。寸評では「75分間、フランク・リベリの活躍を制限することに成功」と評価しながら、先制点ではポストを守るべきだったことや2点目ではやはりリベリのアラバへのパスを許したことを指摘。

 『レヴィア・シュポルト』は4-(マイナス)をつけている。それでもチーム2位タイの評価となった。次のように寸評を記している。

「長い間、リベリをうまく抑えていたが、やはり年間欧州最優秀選手は完全に消すことはできず。(バイエルン)3点目ではアラバの突破を許し、フランス人がゴールを挙げた」

 シャルケは14位に大きく後退。25日にはDFBポカール2回戦でダルムシュタット、28日には第6節でホッフェンハイムとのアウェー戦が続く。
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