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ペレス:「最高の選手たちを集めるのがマドリーのスタイル」

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収入と出資のバランスを強調

 レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、この夏に巨額の資金投資で獲得したMFガレス・ベイルについて、相対的にとらえれば高い買い物ではなかったとの見解を示している。

 ベイルはこの夏、トッテナムからマドリーに移籍した。移籍市場の最終日に取り引きがまとまり、移籍金は1億ユーロに上ったといわれている。

 しかし、ペレス会長はマドリーがMFメスト・エジル、FWゴンサロ・イグアインなど複数選手を売却したことを考慮するべきだと語った。同会長はスペイン『カデナ・セール』で次のように話している。

「ベイルは安かった。(移籍金の)支払い額を見てはいけない。我々は支払った額以上に、収入を得ていたんだ」

「今夏の市場で、ベイルは最も良い選手だった。そういう選手を獲得するのが、レアル・マドリーのスタイルだ。我々が有しているスタイルというのは、サンチャゴ・ベルナベウのもの。それはつまり、世界最高の選手たちを集めるということだ。(ルイス・)フィーゴ、(ジネディーヌ・)ジダン、ロナウド...。浪費から勝利へと移行してきた」

 ペレス会長は、以前からベイルの動向を追い、獲得のチャンスをうかがっていたことを明かしている。

「我々はベイルを2年前から追っていた。トッテナムの試合は毎週末、テレビでやっていたからね。トッテナムの会長と話をして、チャンピオンズリーグの出場権を得られなければ退団を希望するだろうと言われたんだ」

「ベイルは幼い頃からマドリーのファンだった。マドリーでプレーすることを夢見ていた。人生の夢だったんだ。彼はマドリーに来ることに、可能な限りを尽くしてくれた」
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