beacon

ラモス監督無念…ビーチ代表はブラジルに惜敗し4強入り逃す

このエントリーをはてなブックマークに追加

 25日に行われたビーチサッカーW杯タヒチ2013の準々決勝で日本はブラジルに3-4で競り負け、2005年大会以来となる4強入りを逃した。第2ピリオドで同点に追いつく接戦を演じた日本だが、最終ピリオドで競り負けてしまった。

 好セーブを見せながら、チームを勝利に導けなかったGK照喜名辰吾も悔しさを隠し切れない様子。「とにかく悔しいの一言です。ブラジルとは何度も対戦しているので相手のクセとかはわかっていました。過去対戦したときよりは破壊力は感じませんでした。それだけに勝つチャンスは大きかったです」と振り返った。

 第2ピリオドに同点ゴールを決めたのはFP茂怜羅オズだった。オズは昨年12月にブラジルから国籍を変更した27歳。日本人として、キャプテンとして特別な思いを持って母国撃破に挑んだ。「初めて日本人としてワールドカップに出ることができて幸せでした」と今大会を振り返ったオズ。「僕は日本のビーチサッカーの歴史を変える、環境を良くするためにもブラジルに勝ちたかった。でも日の丸をつけてキャプテンとしてプレーできて本当に嬉しかったですし、日本人に帰化できて大好きな日本のために戦えて本当に良かったです」と最後は清々しい表情を見せていた。

TOP