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[CL]ユナイテッドは敵地でシャフタールとドロー…香川出番なし

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[10.2 欧州CLグループリーグ第2節 シャフタール1-1マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、各地でグループリーグ第2節2日目を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でシャフタール(ウクライナ)と対戦し、1-1で引き分けた。香川はベンチ入りも出番なし。公式戦3試合ぶりに出場機会がなかった。

 9月28日のプレミアリーグ第6節・WBA戦(1-2)でハーフタイムに途中交代となった香川は公式戦3試合ぶりのベンチスタート。FWウェイン・ルーニーは体調不良でベンチ外となった。MFマイケル・キャリックをアンカーに置いた4-1-4-1のシステムを採用し、2列目は右からMFアントニオ・バレンシア、MFマルアン・フェライニ、MFトム・クレバリー、MFダニー・ウェルベック。1トップではFWロビン・ファン・ペルシーが先発復帰した。

 前半8分にファン・ペルシーが左足ミドルを狙ったユナイテッドは同18分、右サイドのスローインからフェライニが縦に仕掛け、ゴール前にクロス。DFがクリアし切れなかったこぼれ球にウェルベックが反応し、滑り込みながら右足で素早く押し込んだ。敵地で先制したものの、その後はシャフタールの反撃に押し込まれる試合展開。追加点のチャンスをつくれず、劣勢の流れに耐える時間が続いた。

 後半も1-0のままこう着状態が続く。リードするもののリズムに乗り切れないユナイテッドは後半21分、フェライニに代えてMFライアン・ギグスを投入。両チーム通じて最初の交代カードを切ったが、流れは変え切れない。ユナイテッドを相手に互角以上に渡り合ってきたシャフタールは後半31分、DFラキツキーがワンツーから左サイドを駆け上がり、ゴール前に折り返すと、DFネマニャ・ビディッチがクリアしたこぼれ球をMFタイゾンが右足で蹴り込み、1-1の同点に追いついた。

 勢い付くシャフタールに押し込まれるユナイテッド。守備陣は何とか粘り強く跳ね返すが、攻撃陣は打開策を見い出せない。後半45分にはウェルベックに代えてDFフィル・ジョーンズを投入。敵地で勝ち点1を確保しようと2枚目のカードを切ったデイビッド・モイーズ監督は交代枠を1枚残したまま1-1でタイムアップを迎え、開幕連勝はならなかった。


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